お客様のお宅にお邪魔しました・木曽桧フローリング編(二階)KH-03

投稿日:2010年03月05日

昨日に引き続き、「家族が気持ちの良い家造り」をブログで公開されている
小林さま邸の二階部分のご紹介です。
木曽桧フローリング KH-03

 

 

 

 

 

二階部分には木曽桧フローリング節有KH-03をご採用いただきました。
和室部分には、大工さんが選り分けていただいたフローリングが施工されました。
節有材の中から選んでいただいたのですが、このようなちょっとした気配り(木配り?)が
無垢フローリングをご採用頂いた箇所の仕上がりにかなりの差を生みますね。
木曽桧フローリング KH-03

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

合板フロアーは、ほとんどの場合着色を施しているので色や柄の差は出ませんが、
無垢フローリングに関しては100%同じ色や柄は存在しません。
合板フロアーの施工要領書にも施工前に仮並べが必要な事は記載されています。
実行されない事もあるようなのでニコッと「仮並べして柄合わせよろしく(^^)」と
床施工の前に大工さんに一言声がけをしていただくと少しは仕上がりが違うと思います。
木曽桧フローリング KH-03

 

 

 

 

 

木曽桧フローリングのやさしい明るさと香りがとても落ち着きます。
ここでもゴロンと寝転んでみたいと思いました。
杉や桧などの針葉樹系のフローリングは傷が付きやすいと言われます。
しかし、タイルにしても合板にしても生活し始めると傷は付いちゃいます。
住宅は、家族が何十年と過す場所です。
建築工事が終わり、引渡し時だけが綺麗なだけではダメなんです。
その後のメンテナンスや耐久年数を考えて商品を選んだほうが良い。
針葉樹系のフローリングも生活し始めて家族がフミフミ、スリスリする度に
圧縮、研磨を繰り返されるわけです。
表面硬度は、どんどん上がってきます。お寺や神社の廊下を思い浮かべてください。
木の表面に凹凸があって気持ちが良いもんですよね。
長く使い込むことは良いことですし、使いこめる商品も良い商品といえると思います。
木曽桧フローリング KH-03

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっぱり幅広の1枚物のフローリングはお部屋が広々して見えます。
木曽桧フローリングは木目が連なっているので節有でも賑やか過ぎません。
見た目も大切ですが、この気持ちの良い空間で過せるのはとても羨ましいですね。
明日はロフト部分の伊予杉編へと続きます。

 

桧フローリング 木木曽桧フローリング木曽桧フローリング施工例 木曽桧フローリング商品一覧

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/