フローリングから何か飛び出ていますね???

通常、無垢フローリングの施工では、隣り合うフローリングとの間にすき間(クリアランス)を取って施工してくださいと記載があります。
このすき間の役割としては、無垢フローリングが湿気によって膨張した際に床が盛り上がってこないようにするための物です。
無垢フローリングの突き上げ実験・木材の動き
無垢フローリングの施工においては、とっても重要なポイントになります。たまに「無垢フローリングは、すき間が出来ちゃいますよ~(p_-)」なーんてセリフを聞くこともありますが、元々すき間を空けて貼る物ですからね。

無垢フローリングをご自身で施工をしたことのないお施主様にとっては、「そんな均等にすき間を空けて工事ができるのかなぁ?」と思われる方もいらっしゃるかと思います。
でも、すき間を空けること自体はそんなに難しい作業でもないんですよ。フローリングを貼り合わせる際にスペーサーを挟み込んで寄せて、ボンドと釘で固定していきます。ボンドが乾いてからスペーサーを抜いてしまえばほぼほぼ均一にクリアランスの取れたフローリング貼りの出来上がりです。フローリングからたくさん飛び出している白いものは、スペーサーと言う事になります。「すき間(クリアランス)を取らなかったらどうなるの?」とお施主様から問い合わせを頂くこともたまにございます。何となく状況は判断できるのですが、特に梅雨時から夏場にかけて湿気が多い時期に床が盛り上がる可能性があると言う事です。

「じゃあ、すき間(クリアランス)を取らずに施工した場合はどうしたらいいの?」
ここまで聞かれると、お施主さんではなく施工した方がスペーサーを使わずに施工したんだな。と想像できます。お施主さんは、施工要領書を工事店さんに渡しているのですが、読んでいただいていないのでしたらスペーサーは使わないかもしれませんね。
「この方法で何年もやってきているから大丈夫!」と言われるのなら大丈夫かもしれません。でも「この大丈夫!」が時に、「品物が悪い」にミラクル変化します。お施主様も、お時間がある限り施工現場に出向いていただき無垢フローリングに関わらずどの商品も施工要領書通りに施工されているか確認してください。
お施主様でも、パッと目で見て確認できる箇所は相当あります。断熱材の施工方法や施工場所、金物の配置や数量、木材の欠損などなどたぶん、かなりの確率で現場の方々には煙たがられると思いますがそこは大黒柱となるお施主様なので嫌われないようにうまくやってください。施工される職人さんにはご面倒をお掛けいたしますが、施工要領書は必ずご一読いただきます様にお願いいたします。
実際に使用するスペーサーはあどの様な物が良いのでしょう。以下で解説しております。
無垢フローリング施工時に隙間(クリアランス)を設けるためのスペーサー
無垢フローリングの施工時になぜ「すき間」を空けるのですか?
無垢材は湿気を含むと膨張し、乾燥すると収縮する性質を持っています。もし隙間(クリアランス)を空けずに施工してしまうと、梅雨時や夏場など湿気の多い時期に木が膨らんだ際、逃げ場を失って床が突き上がったり盛り上がったりしてしまう恐れがあるためです。
すき間を均等に空けるのは難しくないのでしょうか?
施工の際には「スペーサー」と呼ばれる器具をフローリングの間に挟み込んで固定するため、均一なすき間を確保することはそれほど難しい作業ではありません。ボンドが乾いた後にスペーサーを抜き取れば、きれいにクリアランスが取れた状態に仕上がります。
もしスペーサーを使わずに施工されていたら問題ですか?
施工要領書には通常、スペーサーの使用やクリアランスの確保について記載があります。もし職人さんがスペーサーを使わずに施工している場合、要領書を読んでいないか、自己流の施工を行っている可能性があります。「今までこれで大丈夫だった」と言われても、後に不具合(床の突き上げなど)につながるリスクがあるため注意が必要です。
すき間(クリアランス)を取らないと具体的にどうなりますか?
施工直後は問題がなくても、湿度の高い季節(梅雨~夏)になると木が膨張し、床板同士が押し合って盛り上がる「突き上げ」現象が起こる可能性が高くなります。無垢フローリングを長く快適に使うためには、適切なクリアランスが不可欠です。
施主として工事現場でチェックすべきポイントはありますか?
可能な限り現場に足を運び、施工要領書通りに工事が進んでいるか確認することをおすすめします。スペーサーの使用有無はもちろん、断熱材の入れ方や金物の配置など、要領書と照らし合わせることでトラブルを未然に防ぐことができます。
