無垢フローリングの反り・割れは当然?「暴れ」の理由と付き合い方

無垢フローリングの暴れはどうですか?

よくこの様な質問が寄せられます。
「暴れ」ってどういう事ですか?と尋ねてみると、
「反り」や「割れ」や「曲り」が出るかを心配されているようです。

しかし、無垢フローリングを使うに当っては多かれ少なかれ
「反り」や「割れ」や「曲り」は必ず出てきます。
「反り」や「割れ」や「曲り」が100%出ますよと言うと
その後言葉を失うことが事が多い。

でも、本当の事なので伝えるべきことである。
ある程度は、覚悟していただかなければいけません。
覚悟と言う程の物ではないですし、
日本人だけがどうしてこんなになっちゃったのか不思議で仕方がない。

様々なフロアーメーカーは、
反らない・割れない・曲がらない等に施主の目を引き付けさせ、
肌触りが良いとか住宅の本質とも言える安全で快適に過せるのか?から
目を背けさせた。

反らない・割れない・曲がらないのと、
快適に過すのとでは全く意味合いが違います。

最終的にフロアーメーカーは
自分で自分の首を絞めていくことになっているのですが、

それにまんまと乗せられてしまう日本人もどうなのかと思う。
木に動かずにじっとしていろと言うことは、
人間に同じことを言っているのとあまり変わりありません。
動いて欲しくなかったらマネキンにするしかないのです。
そこには人の温かみなどは全く存在しません。

もっとしっかりと自分の目で確認しなくてはいけないし、
自分の五感をもっと活用して生活しなくてはいけないと思います。

 

無垢フローリングの突き上げ動画

 

無垢フローリングの「暴れ(反り・割れ)」に関するQ&A

Q1. 無垢フローリングは本当に「反り」や「割れ」が起きるのですか?

はい、正直にお伝えすると、多かれ少なかれ必ず発生します。業界ではこれを木の「暴れ」と呼びますが、自然素材である以上、100%避けることはできない現象です。

Q2. なぜ反ったり割れたりするのを完全に止められないのですか?

木が呼吸をし、生きているからです。動きを完全に止めるということは、マネキンのように固めてしまうことと同じです。それでは、木本来の温かみや心地よい肌触りといった「住宅の本質的な快適さ」まで失われてしまいます。

Q3. 一般的な合板フローリングとの違いは何ですか?

一般的なメーカー品は「反らない・割れない・曲がらない」という見た目の均一さを最優先に作られています。一方、無垢フローリングは多少の動きがあっても、人間が毎日触れて安全か、快適に過ごせるかという「居住性」を最優先にしています。

Q4. 反りや割れが出るのは「欠陥」ではないのですか?

いいえ、欠陥ではありません。人間がじっとしていられないのと同じで、木も動くのが自然な姿です。「動く」ことは、その木が人工的なプラスチック製品ではなく、自然の命を持った素材であることの証明でもあります。

Q5. 採用するにあたって、どのような心構えが必要ですか?

「ある程度の動きは出るもの」と覚悟していただく必要があります。しかし、その代わりに得られる五感で感じる心地よさや温もりは、何物にも代えがたいものです。見た目の完璧さよりも、日々の暮らしの豊かさを重視される方に選んでいただきたいと考えています。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 東京都江東区新木場1-6-13 木のくに屋ビル4F 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

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