朝鮮貼り(チョウセンバリ) 無垢フローリングの施工方法の一種です

投稿日:2021年08月07日

 

フローリング貼り方デザインバリエーション・朝鮮貼り

朝鮮貼りは、短い木材を有効に使うための無垢フローリングの貼り方です。

朝鮮貼り床下構造断面図
朝鮮貼り床下構造断面図

 

本来は、大引に欠き込みを入れて床板を引っかける施工方法です。正確には、床板には本実(凹凸)加工が施されていませんので通常の無垢フローリングとは加工から異なります。最近では、朝鮮貼り風のデザインで無垢フローリングを施工される方もいらっしゃいます。長さが1820㎜の無垢フローリングを使って朝鮮貼り風の施工をしてみると、昔から見られる朝鮮貼りと少し違って間延びした感じがします。もし、捨て貼り合板方式で朝鮮貼り風の施工をされる場合は、床材の長さのバランスを検討してからの方が良いかもそれません。元々、長い材料が手に入るのであれば、朝鮮貼り工法自体が存在しなかったでしょう。

 

河井寬次郎記念館
河井寬次郎記念館

朝鮮貼り床工法は、京都府の河井寛次郎記念館で見ることが可能です。

 

木材コンシェルジュ

1973年大阪生まれ。幼少期から材木置き場で材木と触れ合いながら育ってきました。これまで20000件以上、無垢フローリングをコーディネイトしてきました。

私どものショールームでは五感全体で感じる居心地の良い空間を実際に体験しながら、ご自身の目で 本物の無垢フローリングを確認していただけます。本当にあなたのライフスタイルに合う無垢フローリングを私たちが選び出します。

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