バーチ無垢フローリングホワイトオイル塗装仕上げ

白っぽい無垢フローリングを検討されるお施主様がいらっしゃいます。
この「白っぽい」ってのが結構難しい。白い木が好きなのか?白色が好きなのか?
白い木にオイル塗装すると、オイルの黄色味を拾い少し黄色くなります。
ここで大体「白っぽい」を希望されていた方が「無塗装の方が良かったなぁ」となる事が多くあります。
そこで無塗装とまでは行きませんが、ホワイトオイルを塗布することで何となく無塗装な感じを保つことができます。
今回は、シベリアンバーチのラフグレードをホワイトオイルで塗装します。
節や色むらの入るラフグレードでもホワイトオイル塗装を施すことで色むらが目立たなくなりほんわかとした優しい感じに仕上がります。
ヨーロッパでは、ライを塗布することで同じような表情を作りますね。

シベリアンバーチフローリングSB-35+ホワイトオイル塗装  150㎜幅・1枚物・ラフグレード
ホワイトオイル塗装

シベリアンバーチフローリング・SB-150N+ホワイトオイル塗装  150㎜幅・UNI・ラフグレード
ホワイトオイル塗装
白い無垢フローリング」と一言で言っても仕上げでかなり差があると言う事でした。

 

Q1. バーチ無垢フローリングにホワイトオイルを塗ると、どのような仕上がりになりますか?

バーチ材特有の明るい色合いを活かしつつ、白木のようなより白く清潔感のある表情に仕上がります。木目を消し去る塗装とは異なり、天然木の質感を残しながら、お部屋全体をパッと明るく、柔らかな印象にしてくれます。

Q2. 通常のクリアオイル塗装と、ホワイトオイル塗装では何が違いますか?

クリアオイルは木の色を濃く見せる「濡れ色」になりますが、ホワイトオイルは少量の白顔料が含まれているため、濡れ色を抑えて白さを際立たせるのが特徴です。「無垢材を使いたいけれど、なるべく黄色っぽくしたくない」というお客様に最適です。

Q3. バーチ材とホワイトオイルの相性が良いのはなぜですか?

バーチ(カバ材)はもともときめ細やかな木肌と淡い色彩を持っています。ホワイトオイルを施すことで、その繊細な木目が美しく引き立ち、北欧インテリアやフレンチカントリーのような、洗練された上品な空間作りがしやすいため非常に人気があります。

Q4. ホワイトオイル仕上げは、お手入れが大変でしょうか?

通常のオイル仕上げと同様、ご家庭でのメンテナンスが可能です。表面に塗膜を作らないため、木の呼吸を妨げず、肌触りの良さをそのまま楽しめます。定期的に専用のメンテナンスオイルを併用することで、美しい白さを長く保つことができます。

Q5. 経年変化で色味はどのように変わりますか?

無垢材は年月とともに色が深まりますが、ホワイトオイルを施すことで急激な黄変(日焼けによる変色)を和らげる効果があります。徐々に落ち着いた風合いへと変化していきますが、明るく爽やかなトーンを長く維持しやすいのがメリットです。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。東京木材問屋協同組合武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。

株式会社五感 東京都江東区新木場1-6-13 木のくに屋ビル4F 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

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