こちらの画像の床板は、全て同じ現場から持って帰ってきたものです。
剣道場の床板として使われていたのですが、改修の際に了解を得て資料として持ち帰りました。
フローリングの材質は、杉材になります。
しかし、どうして同じ現場な床板なのにこんなに色が異なるのでしょうか?
でも同じ現場の物なのです。
真ん中の色が薄いのは、上の黒い板をただ単に濡れ雑巾で拭いただけのものです。
右側の板は、表面を少し削った物です。
削ったら明るい色が出てくるのは分かりますが、
雑巾掛けだけでこれだけ明るい色になるんですね。
たまに、「黒くてよく使いこまれている!」「黒い方が良いのだ!!」と聞くこともあるのですが、
日焼けによる黒さと、汚れが溜まったく黒さでは美しさが異なります。
ちなみに硬く絞った雑巾で拭いて取れるような黒さは汚れです。
日焼けは雑巾がけでは拭えません。
しっかりとお掃除をして汚れは除去するように心がけましょう!
泥みたいに汚れが落ちる事もあるようです。