先日の武道学会の時にとある大学の先生から相談を受けました。
『松の集成材の道場を無塗装で使用しているが、
最近、滑りすぎるのでなんとかならないものなのか?』
大まかな概要を伺い、早速持ち帰って検討しているところです。
この問題は、新木場のとある組織が使う大道場でも耳にした事があります。
そこで松の集成材の床材に剣道場専用オイルを塗布して実験です。
ところが・・・
すぐさま作成して「コレだね!」と思い作ったサンプルの評判がイマイチ・・・
手でスリスリしてみるけど「あんまりわかんなーい」と言われるしまつ。
あれれ?と思いつつも考え込んでみました。
実は、とても馬鹿げたことをしていたのです。
剣道場の集成材の床に剣道場オイルを塗って、
足触りを検討していたのですが皆さん手で触っていたのです。
そうです。『手触り』と『足触り』では全く違うし使用方法が根本的に違います。
目をつぶってもらいどちらがオイル塗装品かを
当ててもらいましたが皆が大正解となりました。
手触りと足触りが全く違うということと
そもそも何のための実験なのかを再認識して終了です。
一瞬ヒヤッととしましたが予想通りの結果でよかったです。
ちなみにこのオイルは、集成材に向いています。
無垢材は、オイル補充の必要性は無いものの方が多いです。
その理由等の詳しくはお問合せください。
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