ブラックウォールナットってどんな木なの?

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BW-26  ブラックウォールナットフローリング

 

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BW-24  ブラックウォールナットフローリング

 

いつの時代も人気のブラックウォルナットフローリングです。
その人気は、やはりブラックウォルナットが持つ独特の黒さからが一番の要因でしょう。
非常に重厚感がありカッコいいです。
ところでところでブラックウォルナットって木はどんな木なんでしょう。
もちろん黒くて硬くて広葉樹で高級家具に使われて…色々あります。
広葉樹と針葉樹

 

 

 

 

 

私のメモ書きで申し訳ないのですが…
基本的には、広葉樹は自分の幹と根は大体3:2の割合で薄く広く育ちます。
針葉樹は、水が少ない場所で育つ事が多いので根は下へ下へと細く深く伸びていきます。
ブラックウォルナットは広葉樹なので根が広く張ります。
下記の画像はブラックウォルナットの立ち木です。

ブラックウォールナット 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポツンと立っています。
だいたいブラックウォルナットの立木はポツンとなっています。
幹の下、根の張った部分にはほとんど他の植物は生えないと言われています。
上の画像でも確認できますが、根元付近は茶色く地面が見えています。
ブラックウォルナットは自分で毒とまでは言いませんが、
それに近い養分を出す事で自分の周りに植物を生かせません。
どんどん自分に養分がくるようにしている訳です。
言いようによっては、ブラックウォルナットの黒さは毒々しい黒さとも言えます。
そう言われればそんな感じにも見えるような気もしますね。
危険と渋さは紙一重と言ったところでしょうか。
もちろんブラックウォルナットフローリングには人間に対しての毒なんてものは存在しません。
きっと重厚感に満ちた住空間を演出してくれる事でしょう。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

2件のコメント

  1. こんにちは、お久しぶりです。
    ブラックウォールナットの木を見て思いました。
    そういえば、フローリングというか材になっている木そのもの(立ち姿?)ってあまり解説されないというか、調べようとするとややこしい気がします。
    板目だけではなく、樹木そのものの写真も並べてカタログにしたら、もっと一般の人でも無垢材に愛着を持って選べるのではないでしょうか?と単純に思ってしまいました。

  2. toki-sappさま
    コメントありがとうございます。
    貴重なご意見ありがとうございます。
    確かにそうですよね。
    四季の変化でなかなか上手く撮れないんですよ(T_T)
    これからは立木もバシバシ撮影しようと思います。
    あぁー 半生トマトパスタ食べたい…

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