カットサンプルではなかなか見当がつかない
無垢フローリングの仕様のひとつに
UNI(ユニタイプ)と
1枚もの・OPC(ワンピース)の違いがあります。
英樹画伯作
UNIタイプとは短いピースを継ぎ合わせて
1820㍉の1枚板を形成したフローリング
一枚もの・OPC(ワンピース)は
継ぎ合わせがなく1820㍉の1枚板のフローリング
同じスタイルやサイズではもちろんOPCが高価になります。
それだけ希少価値が高いということです。
OPC(1枚物)とUNI(ユニ)タイプでは
価格以上に見栄えが異なると言われています。
OPC(1枚物)ものでは木目が繋がっていて伸びがあるので
お部屋に奥行き感が出て大らかな感じに仕上がると言われています。
UNIタイプは、
1枚物に比べると少し賑やかな感じがすると言われています。
120㍉などの幅が広いUNIタイプと
90㍉のOPCと比べてみると分かり易い。
なんでも幅が広いと良いと言うもんでもなさそうです。
同じ幅だと見た目は全く違います。
例)イングリッュオーク
1820x90x15mm スムース・OPC と
1820x90x15mm スムース・UNI
たまに設計の仕様書にUNIやOPCの記載が無い場合があります。
ほとんどの場合はUNIタイプになるでしょう。
UNIの方がOPCより流通量も多いし何より価格が安い!
しかし、意匠的な箇所なのでお施主さんと
よく相談して決めなければいけません。
ココで相談しなければ全く違った空間ができちゃいます。
なかなかフローリングの仕様を1つをとってみても奥が深いですよね。