今まで、合板フロアーで生活してきたお施主さまは床材が無垢フローリングに代わっても化学モップをそのままお使いになられる方もいらっしゃいます。何も説明が無ければ普通はそうします。
でも、無垢フローリングと化学モップの相性はあまり良くないです。
ウレタン塗装品なら使用可能ですが、無塗装品やオイル塗装品に使用すると以下画像の様にすごく汚れてしまいます。

無垢フローリング材に化学モップを使用して汚れる原因の一つとして着塵剤の吸いこみが原因だと言われています。
着塵剤とは、ホコリをモップに吸着させるための薬剤です。
合板フロアーやウレタン塗装を施した無垢フローリングは、床材表面に静電気が発生しホコリが床にくっつきます。
そのホコリを絡め取るのが着塵剤を含んだ化学モップです。
化学モップを無塗装やオイル塗装の無垢フローリングに使用すると表面から着塵剤が染み込み黒く沈着してしまいます。
その結果が上の画像の様な状態です。
そもそも、無垢フローリングの無塗装やオイル塗装の表面には静電気は発生しにくいです。
化学モップは使用せずにホウキなども大活躍します。
ワイパーの様にササッとお掃除したいのであれば不織布をご使用ください。
無垢フローリングと化学モップに関するFAQ
Q1. 無垢フローリングに化学モップ(ダスキン等)は使えますか?
結論から申し上げますと、無塗装品やオイル塗装の無垢フローリングにはおすすめできません。 ウレタン塗装品であれば使用可能ですが、浸透性塗料で仕上げた無垢材に使用すると、取り返しのつかない汚れの原因になることがあります。
Q2. 化学モップを使うと、なぜ黒く汚れてしまうのですか?
化学モップに含まれる「着塵剤(薬剤)」が原因です。合板と違い、無垢材の表面は呼吸をしているため、この薬剤を吸い込んでしまいます。その結果、薬剤が沈着してしまい、写真にあるような「黒ずみ汚れ」が発生してしまいます。
Q3. 無垢フローリングには静電気が起きやすいのでしょうか?
いいえ、実は無塗装やオイル塗装の無垢フローリングは、表面に静電気は発生しにくいという特性があります。そのため、ホコリを薬剤で絡め取る化学モップを使わなくても、簡単なお掃除でホコリを取り除くことができます。
Q4. 化学モップの代わりになる、おすすめの掃除道具はありますか?
もっともお手軽なのは、「不織布のフローリングワイパー」です。これなら薬剤が含まれていないため、無垢材を傷めずササッとお掃除が可能です。また、昔ながらのホウキも、無垢フローリングの掃除には大変適しています。
Q5. すでに化学モップで汚れてしまった場合はどうすればいいですか?
着塵剤が染み込んで黒くなってしまった場合、表面を拭くだけで落とすのは困難です。専門家による補修や削り直しが必要になるケースが多いため、まずは無理にこすらず、施工店や専門店へご相談いただくことを強くおすすめします。