よく質問される事があるので実験してみました。
その質問は、
「シベリアンウォルナットに着色塗装を施してブラックウォールナットみたいにしてください。」
まぁ同じクルミ材と言えばクルミ材なのです。
いざ!実験です。
↓ 左:シベリアンウォルナット 右:ブラックウォルナット
↓ まず、両方ともにクリアオイルを塗ってみます。
↓ ブラックウォルナットの黒さが際立ちました。シベリアンウォルナットは明るくなりました。
↓ シベリアンウォルナットはクリアでは濃い色にならないので着色します。
↓ 何度も何度も塗り重ねてようやく近い色になりました。
↓ かなりの時間を要しましたが、塗装の素人なりに頑張りました。
↓ わーいわーい!素人でもココまでできます(^^♪
しかーし!
ここからが重要だったりします。
このフローリングの上で生活する訳ですから、傷や凹みも当然起こります。
ここで満足していてはいけません。
↓ 左からシベリアンウォルナットのクリアオイル・着色塗装・ブラックウォルナットクリアオイル
↓ 上に乗っかっている赤い物はハンマーです。
↓ どーん どーん どーん ハンマーで凹ませます。
↓ 3つとも凹みができましたが、中央の着色した物に注目です(@_@)
↓ カッターで傷も付けてみます。 ブラックウォールナット・オイル塗装
↓ シベリアンウォールナット・着色オイル塗装
↓ シベリアンウォールナット・クリアオイル塗装
↓ それぞれに水をかけてアイロンで“じゅー”っと補修してみます。
↓ 両端のクリアー塗装は凹みも傷も少しはマシなようです。
↓ 中央の着色した物は、色が剥げて下地の色が見えてしまいます。
↓ 着色した物は、引渡し時点が一番綺麗な状態だと思っていただいて良いと思います。
↓ 無垢本来の楽しみでもある味や風合いは出難くなってしまいます。
↓ メンテナンスの事も考えて商品選びをしなくてはいけません。
着色もカッコいいと思います。
安く上がるからといって、着色してブラックウォールナット風に仕上げても
そのフローリングの上で何十年も過す訳です。
シベリアンウォルナットは、人間に加工されて黒く塗られる為に育ったわけではありません。
人間が“黒いほうがカッコいい”と言う理由で黒く塗装されて色が剥げ、色がまだらになり
汚く見えるという事で貼り変えられ短命に終わるのです。
クリアーオイル塗装なら上記のような理由は考えにくくなります。
シベリアンウォルナットはシベリアンウォルナットなりに良い風合いが出てくるものです。
また例えば、35年ローンで家を建てて、構造材はもちろんですが35年使えそうな
部材はどれだけあるでしょうか?パッと図面や家中を見渡してみてください。
この先、日本の景気が良くなるような要因が見えない中で、
確実に使用年数が短いであろう商品を選ばないほうが無難です。
また、歴史が証明してくれる部材もたくさんあります。
もちろん木材もそうですが、漆喰なども同じ事が言えると思います。
なるべく自然な形に近い部材選びをお勧めします。
Q1. 安価な無垢材を塗装して、高級なウォルナットのような色にできますか?
技術的には着色塗装で色を似せることは可能ですが、無垢フローリング専門店としてはおすすめしておりません。無理に着色を重ねると、木本来の風合いが損なわれるだけでなく、傷がついた際に下地の色が目立ってしまうというデメリットがあるためです。
Q2. 着色塗装をした無垢フローリングに傷がつくとどうなりますか?
表面に濃い色を塗っている場合、傷やへこみがつくと表面の塗膜が剥がれ、中から木本来の明るい色が見えてしまいます。これにより、無着色のものに比べて傷が非常に目立ちやすくなり、見た目を損なう原因となります。
Q3. 傷やへこみができた場合、アイロンで補修できますか?
クリアオイル仕上げであれば、水を垂らしてアイロンを当てることで、ある程度へこみを戻す補修が可能です。しかし、着色塗装を施している場合は、アイロンの熱や水分によって色が剥げたり、まだらになったりするリスクが高いため、補修が非常に困難です。
Q4. 長く使い続けるなら、どのような塗装を選べばよいでしょうか?
35年、さらにはそれ以上の長い年月を共にするフローリングですから、年月を経て「味」が出るクリアオイル塗装をおすすめします。クリア塗装であれば、傷がついても目立ちにくく、メンテナンスを繰り返しながら無垢材特有の経年変化を楽しむことができます。
Q5. シベリアンウォルナットとブラックウォルナットの違いは何ですか?
どちらもクルミ材の仲間ですが、元々の色が異なります。ブラックウォルナットは天然の状態で深い色合いを持っていますが、シベリアンウォルナットは明るい色が特徴です。それぞれの木が持つ個性を活かし、自然な形で取り入れることが、住まいを長持ちさせる秘訣です。
