少し不思議な木製スピーカーがフローリングショールームゆらぎにお目見えです。
パッと思い浮かべる木製スピーカーというと、木製のエンクロージャー(箱体)にウーファーやトゥイーターなどを設置して音を出す場合が多いかと思いますが、こちらのスピーカーは少し違います。表面の杉板が直接振動して音を奏でます。
説明が無ければ、なかなかこれがスピーカーだと気付く方は少ないと思います。
ただ木のパネルを壁に展示しているような感じです。
今回の設置方法は、100V電源を壁面に1か所増設する。
薄型のアンプをスピーカー裏の壁に設置してスピーカーとつなぐ。
この杉板スピーカーを黒板掛け金具を用いて吊り下げてる。
音源は、ipadからBluetoothでアンプに飛ばして鳴らしています。
電源もアンプもスピーカーの裏に隠れるように設置できればよりスマートです。
縦向きでも横向きでも設置が可能ですので設置する場所や雰囲気に合わせて設置していただく事が可能です。
固定できる環境が整っていれば天井に設置する事も可能です。
そうなるとまずこれがスピーカーだと気が付く人はますます少ないと思います。
表面の樹種は基本的に杉材ですが、
お時間とご予算を頂ければ様々な樹種でも対応可能です。
今回のサイズは、別注サイズとなり1800x800x87mmでしたが、標準サイズは、1800x600x87mmとなります。
※標準サイズは、上記画像の物と見た目も異なります。
価格は、標準サイズ杉集成材スピーカーのみ(アンプ・送料・取り付け費・配線費別)でおおよその予価としては180,000円(税別)です。
近々に標準サイズも新木場ショールームに展示いたします。
上記の木製スピーカーは、フローリングショールームゆらぎ常設展示しておりますのでご興味をお持ちの方は事前にご連絡の上でご来場ください。
特徴①|杉板が振動して音を奏でる特殊構造
通常のスピーカーはエンクロージャーにユニットを設置しますが、当社の木スピーカーは杉材パネル自体が振動して音源になります。そのため、見た目は木のパネルそのもの。壁掛け、天井吊り、縦横問わず設置可能という自由度も魅力です。
特徴②|樹種やサイズをオーダーメイド対応
基本仕様は杉集成材ですが、ご希望の樹種(ヒノキ・タモ・ウォールナットなど)やサイズ(標準:1800×600×87mm/受注:最大1800×800×87mm)から選べます。
特徴③|価格と設置イメージ
標準サイズ杉集成材スピーカー単体の目安価格は税別18万円(アンプ・配線・送料別)。新木場ショールームに常設展示中ですので、実際の音と質感をご確認いただけます。
利用方法のご紹介
- 壁掛け/天井吊り設置が可能
- アンプは薄型をパネル裏に隠すスマート構成
- 音源はiPadなどからBluetooth接続
無垢材スピーカーの魅力と背景
無垢の木材は個体差が大きく、音作りが難しいため、既存メーカー製品はほとんどありません。しかし、木の自然な響きと倍音は、合板製品には真似できない心地良さがあります。職人と音響のプロが作り上げる、まさに”工芸×オーディオ”の世界です。
まとめ|無垢材スピーカーの魅力とは?
無垢の木が奏でる心地良い音色、設置の自由度、オーダーメイドによる空間への調和。視覚・聴覚・空間演出を兼ね備えた一台です。ご興味のある方は、ぜひショールームでの実体験をおすすめします。
※金額や記事内容などは2016年6月現在です。