材木屋として、鉋(かんな)とサンディング(紙ヤスリ)の仕上げの違いについて熱く語ることが多いのですが、NHKがやってくれていました。
NHKworld Japanology Plus『Japanology Plus – Shrine and Temple Carpenters』
動画でとっても分かりやすく違いが説明されています。
桧のブロックを鉋仕上げとサンディング仕上げした物とガラスを用意水を垂らしながら比較していきます。
鉋仕上げの何が違うかが一目で分かります。
(私の場合は、画像で見たから解るとも言えますが・・・^^;)
左からガラス・カンナ・サンディングの比較

桧材にそれぞれの加工を施し比較していきます

顕微鏡や図解でかなり深ーいところまで教えてくれています。

鉋(かんな)仕上げとサンディング(紙ヤスリ)の仕上げの違いについては、13:40ごろからです。
非常にわかりやすく解説していただいている様なのですが、私には一つ難点がございまして・・・
この番組は全て英語となっています。
業界関係者で英語が分からい方は視覚のみで!
見ていれば何とかなる様な気もします。
英語ができる方は、もっと面白いんだろうなぁと思います。
無垢材の仕上げに関するよくあるご質問
Q1. 鉋(かんな)仕上げとサンディング(紙ヤスリ)仕上げの大きな違いは何ですか?
最も大きな違いは、「木材の表面(細胞)の状態」にあります。サンディングは表面を削り取る際に細胞を傷つけ、毛羽立たせてしまいますが、鉋仕上げは細胞の断面を鋭利に切り揃えるため、光沢や手触りが格段に向上します。
Q2. 水の弾き方に違いはありますか?
はい、明確な差があります。サンディング仕上げは毛羽立った細胞が水分を吸い上げやすいのに対し、鉋で仕上げられた表面は細胞が整っているため水を弾く性質(撥水性)が強く、汚れが染み込みにくいというメリットがあります。
Q3. 見た目の光沢にも差が出ますか?
鉋で削った木材は「天然の光沢」を放ちます。これは表面が鏡面のように滑らかになり、光を均一に反射するためです。一方、サンディングは表面が凹凸になるため、光が乱反射し、少しマットでくすんだ印象になります。
Q4. 英語の動画を紹介されていますが、内容は難しいですか?
ご紹介しているNHK Worldの番組は英語ですが、映像だけでも視覚的に違いがはっきりと分かる実験内容になっています。顕微鏡による表面観察や水滴の動きなど、専門知識がなくても一目で理解できる素晴らしい内容です。
Q5. 木魂(こだま)が鉋仕上げを推奨するのはなぜですか?
材木屋として「木材本来の良さを最大限に引き出したい」と考えているからです。耐久性、美しさ、手入れのしやすさのすべてにおいて鉋仕上げが優れていることを、科学的な根拠を持って知っていただきたいと願っています。

FaceBook 剣道場新築床工事の様子はこちら