少し近隣をパトロールしてみました。
色々あるもんですが素晴らしい杢が出ている木がありました。

栃(トチ)の縮み杢です。
「縮みといえば栃」「栃といえば縮み」というくらい、栃が有名です。以前より、一寸(約3cm)の間にたくさんの縮みが入る事で良材とされてきました。鉋で仕上げると更に綺麗な表情を見せてくれるのでしょうね。


こちらはタモの玉杢です。玉杢は最も知られた杢の一つです。この派生種ともいうべき杢はたくさんありますが、通常それらをひっくるめて広い意味で玉杢という言い方をしています。どちらかと言えば軟らかい材に多く見られるようです。同心円が幾重にも描かれ大柄に広がる華やかなものと、小さい玉が点々と散らばる上品なものに大別されます。バランスの良く範囲の広いものは極めて希少で、杢のなかでも最高のものとされます。この他にもたくさん見てきましたが特にこの2つは素晴らしいと思いました。目の保養に楽しいひと時でした(^^)
栃(トチ)の縮み杢に関するよくあるご質問
Q:栃(トチ)の木に見られる「縮み杢(ちぢみもく)」とは何ですか?
栃の縮み杢は、木目が波状にうねることで現れる非常に希少価値の高い美しい模様のことです。光の当たり方や見る角度によってキラキラと輝きが変化し、まるでさざ波のような表情を見せてくれます。
Q:なぜ栃の木にこのような模様が現れるのでしょうか?
樹木が自重や風の圧力に耐える際、細胞が複雑に屈曲することで生まれると言われています。特に栃は縮み杢が現れやすい樹種として知られており、古くから銘木として珍重されてきました。
Q:縮み杢は「リップルマーク」とも呼ばれるのですか?
はい、その通りです。縮み杢がバイオリンなどの弦楽器の裏板に使われる際、その美しい波状の模様から「リップルマーク(さざ波模様)」や、バイオリンに使用されることから「バイオリン杢」と呼ばれることもあります。
Q:シルクのような光沢があると聞きましたが本当ですか?
本当です。栃は材が白くきめ細やかいため、縮み杢が出ている部分は「シルクのような上品な光沢」を放ちます。これは他の広葉樹にはない、栃特有の高貴な質感と言えます。
Q:どのような用途で使われることが多いのでしょうか?
その美しさを活かし、高級家具の天板、工芸品、楽器の材料などに広く使われています。フローリングや壁材として取り入れると、光の加減で表情が変わる、非常に贅沢な空間を演出してくれます。
