日刊木材新聞で国産無垢フローリングショールームが紹介されました。

国産無垢フローリングショールーム
国産無垢フローリングショールーム
国産無垢フローリングショールームの記事 日刊木材新聞より
国産無垢フローリングショールームの記事 日刊木材新聞より

 

国産材専門の無垢フローリングショールーム完成

剣道床仕様で剣道場としても使用可能    五感

ムクフローリングショールーム「ゆらぎ」、ムクフローリング専門サイト「木魂」を運営する五感(東京都、前田英樹社長)は、21日に木のくに屋ビル内に、国産材ムクフローリングに特化したショールームを完成させた。同ショールームの広さは約60㎡。

同ショールームは、杉、桧、栂、松、ナラ、タモ、セン、クルミ、桜、朴、欅、どんぐり、タブ、栗、カエデなど国産材50種類を使用。これをパネルにして、壁面に常設展示し、一目で違いが判るようにしている。床がイメージされたパネルであるため、ヘリンボーンで作られたパネルも用意されている。

前田社長は「このショールームによって、国産材ムクフローリングの良さを、触れるなどし、知ってもらいたい。そのため、壁面展示パネルは取り外しが可能で、床面において素足で確認できるようにもしている。」と語る。

また同ショールームは、床全面に剣道場床専用の弾性剣道場床が施工されている。この弾性剣道場床は、同社が開発したもの。剣道の稽古時の踏み込みに掛かる700~1000kgの荷重に対応するため、自社開発の剣道場用ゴムクッションを使用。剣道場床に、最適な弾力性を保つ床を完成させた。同剣道場の床は、杉赤み・上小節を床表面仕上げ材に使用している。同社が提供する弾性剣道場床は、海外を含め問い合わせが多く、見学の依頼があるたびに、過去の施工箇所に依頼し見学してもらっていたが、今回実物が完成できたことでより手軽に体感してもらえるようになった。

このショールームが剣道場としても利用してもらえることについて前田社長は「東京オリンピックの開催で、近隣地域の小学校の体育館や武道場が休憩所や控室に使われ、これまで通り稽古場として使用できず、剣道の練習場が少なくなると聞いている。同ビル所有者の㈱木のくに屋のご厚意も賜り、地域の小学生剣士や剣道の稽古に励みたい人に対し、同ショールームで一緒に稽古する事も可能にした。」と語る。

 

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

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