剣道場とラインとラインテープと

ラインテープ問題は、素敵な剣道場床になればなるほど悩みどころです。
どんな床でも自ら傷めるようなことはしたくは無いのですが針葉樹の無垢材や集成材を採用されている剣道場床は特に頭を悩ませます。
剣士(プレイヤー)側と施設管理者側、両方の視点からラインテープについて語られています。

剣道場とラインとラインテープと:ヲタクっぷり[51]
剣道場とラインとラインテープと
「消し線」は全く見落としていました。
もし、バスケットコートのラインなどを消そうとするとかなりの量が必要でしょうし、ライン上だけ滑りが違ってくるのも問題ですね。
貼って剥がすということで言えば、住宅に使用する養生テープ問題もよくあります。
無垢フローリングに直接養生テープを貼らないでくださいと何度お願いしてもなかなか減ることが無い問題です。
無垢フローリングに養生テープを直接貼ると剥がす際に表面を傷めるばかりか糊が無垢フローリングにへばりついて汚く見えたり、工事期間中に日焼けで変色したりしますので養生は慎重に行う必要がります。
養生方法が分からない方は直接弊社までお問い合わせください。

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木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

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