フローリングの再利用

フローリングをお買い上げいただく際には、
施工面積の10~20%増やしてご注文いただくことがほとんどです。
お部屋の四隅をカットする分を余計にお買い上げいただくことになります。
これは、無垢フローリングに限らず
合板フロアーやクッションフロアー、クロスなども同じです。
お客様からしたらなんだか少しもったいないような気になると思いますが、
余ったら実際にもったいないので
現場でよく職人さんと相談してからご発注いただきます。
フローリングを再利用
しっかり計算してぴったりと言う事はなかなか無いので数枚は現場で余ります。
余ったフローリングをどう活用するのか?何に使えば良いのか?
と相談を受ける事が結構多かったりします。
本気で何か作ろうと思うと、
余りものだけではなかなかうまく行かないことがほとんどです。
無垢フローリング単体で何かできる事と言えば
「背くらべ」なんかいかがでしょうか?
ものすごく単純なので
あまりDIYが得意でないお父さんお母さんも作れるだろうし、
このアイデアさえ知っておけば数字や線は好きなように描けます。
柱が見えない真壁の家でもこれなら成長記録をつける事もできるし、
フローリング1枚の大きさなので設置場所の移動も簡単です。
フローリングを再利用2
↑ここの家は無垢フローリングではございません。悪しからず…
日本に入ってくる
フローリングの長さのほとんどが1820mmだと思います。
お子様がこの長さ以上に成長した時は、
それはそれで嬉しいと思いますよ。
フローリングが余って
お子様が小さければぜひご活用いただければと思います。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

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