12mm厚の無垢フローリング

リフォームの際に12mm厚の無垢フローリングをお求めになる方がいらっしゃいます。
合板フロアーのほとんどが12mm厚のために無垢フローリングが15mmだと
サッシの取り合いやら見切りの取り合いやらに手間が掛かるために
工務店さんや大工さんでは「15mmの床材は使えない」となることが多い。
使えない訳では無くて手間が掛かって面倒臭いというところが本音だと思う。
まぁ手間が増える分お客様の金銭的な負担も増えるのですが
「使えない」わけではございません。
ほとんどの無垢フローリングの厚みは15mmなのですが
場合によっては15㎜の無垢フローリングを12㎜厚に再加工する事ができます。
単純に裏面を3㎜ほど削って薄くしてしまいます。
裏面を削るには条件がございます。
1、無塗装品であること
2、長さは定尺であること
1、は塗装面が傷んでしまうので無塗装品を薄く加工してオイル塗装を施して出荷します。
2、は長さが揃っていることですね。1820mmのUNIタイプ1枚物がこれに当たります。
逆に乱尺(長さがバラバラ)の物は対応いたしかねます。
どうしても12mmの無垢フローリングが必要と言う事であれば
ぜひ一度当社までお問い合わせください。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

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