地獄への道は善意で敷き詰められている

「地獄への道は善意で敷き詰められている」という言葉を教えていただいた。
「地獄への道は善意で舗装されている」とも言われる。
善意を持っている人、「いい人」でも、その考え方が「正しい」とは限らない。
むしろ、間違っていることが少なくないのだ。
「善意」によって、誰かをむしろ悪い方向に導いてしまう、ということはよくある。
これが政治のように規模が大きく、重大な判断である場合、
「善意の間違い」が多数派を占めたり、権力を持ったりすると、
それが「地獄への道」になりうるわけだ。
「善意の間違い」が恐ろしいのは、表向きは「悪」に見えないこと、
また善意の持ち主である本人は「悪」だと思っておらず、正しさを確信していることだ。
だからこそ、それが多数派になったり、権力を持ちうる。
いかにも悪い人とか、悪意が見えているような悪事・間違いは、わかりやすい。
悪であることには違いないが、悪であることが明白なので、支持されず、権力を持ちにくい。
その意味で、この種の悪は「弱い」ものであり、「本質的な危険性」を持っていない。
「地獄への道は善意で敷き詰められている」という言葉は、
「わかりやすい悪」よりも「善意の間違い」のほうがはるかに恐ろしく、
危険だということを実にうまく表現していると思う。
と解説されています。
私は、今まで何かの役に立てばと思い様々な情報を公開してきましたが
これからはもう少し控えようとと思います。
最近、立て続けに表面の情報だけを見たり聞いたりして同じような商品を作る方が増えてきた。
表面だけを見て真似しても同じ物や事はできない
自己責任でしていただくのは一向に構いませんが、
「この雑誌にこう書いている」、「このHPにこの様に書かれている」から・・・
参考にして頂くのはありがたいのですが、その根拠を分かっているのかどうかです。
もちろんそんな部分まで公開はしていないし、これからも公開するつもりもございません。
ここまで来るのにどれだけの時間とお金が掛かっているのか・・・
完成した商品を見ると、どこをどういう風に参考にしたのか全く分からないことが多い。
逆に剣道場では、「足腰に悪そう」「すぐ床がにダメになる」要素を含んでいることがある。
表面だけを見たり聞いたりして工夫したように見えるだけなことが多い。
多分、お施主にも参考資料として私たちの雑誌やHP資料が届いていることがほとんどでしょう。
私たちが知らないところで私たちの表面の資料だけで商品を真似た物が氾濫している。
無垢フローリングにせよ剣道場床にせよ
なぜか完成したら連絡をいただくことがあります。
たまに『菓子折り』まで送られて来る事もあるくらいです。
確かにできる限りの協力はさせていただくことを約束させていただいておりますが
1回面談したくらいで私たちの商品造りが分かったような顔をし、
なぜか「記念に・・・」とか言って一緒に写真を取られたかと思うと
その写真をお施主さんにみせて“この人の知恵が盛り込まれている”とか言う・・・
そんな簡単な物ではない。
無垢フローリングで言うと・・・
・原産地
・製材方法
・養生方法
・加工方法
・仕上げ方法
・グレーディング
・各ロス率
などなど
剣道場床工事で言うと・・・
・原産地
・製材方法
・養生方法
・加工方法
・仕上げ方法
・グレーディング
・各ロス率
・各部材のヤング係数
・部材ピッチ
・クッションの硬さ
・施工方法
などなど
どこの誰がこの様な重要な部分を公開するでしょうか。
これらのこと以上を理解していただいて「同じような」ものができるかもしれません。
各流派は、一子相伝とはよく言われますが、
私たちも全てを公開しているわけではなく表面スレスレの部分しか公開しておりません。
当社で道場を施工していただいた方にしか分からない部分です。
『礼に始まり礼に終わる』とは良く耳にする言葉ですが、
なかなか実行するには難しいようです。
まずは挨拶です。
「礼からはじまる」のです。
それが日本の礼節です。

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