中国地方の地松(国産松)を訪ねて

中国地方といえばやっぱり地松でしょう。
と言いたいところなのですが、年々伐採量は減っています。
松喰い虫に相当な被害を受けています。虫がはいると枯れてしまいます。
枯れるのが先か、伐採して永い間住宅部材として使うのが先か…
林山家や製材所にとって厳しい現状が続きます。
その他にも、楢枯れや沿岸部の杉にも虫が入って枯れているそうです。
杉や桧の人工植林によって山のバランスが
崩れてきているのかなぁと思ったりします。
製材を待つ中国地方産の立派な地松の丸太

 

 

 

 

 

今はまだこんな大きな地松丸太も出てきています。
工場中が懐かしい香りで溢れています。
地松のフローリング原板熟練の技術で製材される国産地松の様子

 

 

 

 

 

地松のフローリングはアイ(アオ)が入りやすい為、
適当な伐採時期の丸太でしか作る事が困難です。
地松のフローリング原板の桟積み

 

 

 

 

今の時期からたくさんの色物の原板や荒材を
貯め込んでワンシーズンを越していきます。
なんとかして地松の素晴らしい色・艶・香りを広めていければと思います。

国産・地松フローリングのご紹介

 

地松(じまつ)に関するよくあるご質問

Q1. 「地松(じまつ)」とは、どのような松のことですか?

地松とは、日本国内(その土地)で育った「国産のアカマツやクロマツ」のことを指します。輸入材の松とは異なり、日本の気候風土で育ったため、非常に粘り強く、強度が高いのが特徴です。

Q2. 中国地方の地松には、どのような特徴があるのでしょうか?

中国地方は古くから良質な松の産地として知られています。この地域の地松は、美しい脂(ヤニ)を含んでおり、使い込むほどに深い飴色へと変化する素晴らしい経年美を楽しむことができます。

Q3. なぜ最近、地松の流通が少なくなっているのですか?

松食い虫の被害に加え、山での伐採者の減少などにより、良質な地松の原木を確保することが年々難しくなっています。現在では、非常に希少価値の高い国産材となっています。

Q4. 地松をフローリングに使うメリットは何ですか?

一番のメリットは「足触りの良さと強度」です。針葉樹特有の柔らかさを持ちつつ、地松特有の粘りがあるため、傷がつきにくく耐久性に優れています

Q5. 産地視察まで行っているのはなぜですか?

お客様に「本物の安心と品質」をお届けするためです。実際に山へ入り、乾燥や製材の工程を自身の目で確認することで、自信を持って最高品質の地松フローリングをご提案しています。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 東京都江東区新木場1-6-13 木のくに屋ビル4F 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

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