剣道場の床材工事   剣道場専用床材:KDJ30

この度、弊社に剣道場新築床工事の御下命を頂きました。
今回新築される道場は、約85坪の個人道場です。
個人道場としてはかなりの大型道場です。
床材には杉材・赤勝上小節を使用します。
道場建築の為に、自然乾燥でじっくり時間を掛けて乾燥させた杉材です。
素足で稽古をする剣道にはカラカラの人工乾燥材は合いません。
しかし、木は乾燥させずに道場に使うと隙間や割れが発生する原因となります。
なかには、乾燥材を使わずに施工してほとんどの板に隙間や割れが発生しても
「木だからしかたがない」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
それは、木が悪いのではございません。使う人間が悪いのです。
木は、計画的に製材・乾燥・養生・加工を施して使用しなくてはいけません。
素人が扱うものでは無いのです。
どうして…? 実際に稽古すれば分ります。
剣道場建築をご検討中の方は、ぜひ実際の道場での稽古をお勧めいたします。
表面仕上げや塗装、施工方法、加工方法などは住宅と違いがございます。
また、体育館とも全く違った床になります。
少し昔に戻ったような施工方法となります。
表面だけでなく床下地材にも剣道場としてたくさんの工夫が施されます。
安心して踏み込める怪我が少ない安全な道場が完成すると思います。
工事自体はもう少し先になりますが、その都度ご紹介させていただきます。
合法木材NAVI-(社)全国木材組合連合会でも
剣道場(武道場)専用床材・品番:KDJ30を紹介しております。
国産材100%使用の剣道場床材のご案内

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木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

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