杉は柔らかいので凹んじゃうと聞きましたが…  

Q:無垢フローリング(特に杉など柔らかい木)は、
凹むと聞いたのですが大丈夫ですか?

A:どれだけ硬い床材を使っても必ず傷や凹みができると考えてください。
それよりもその傷が辛抱できる傷なのか、
傷や凹みは補修できるのかも重要です。
また、合板フロアーか無垢フローリングで迷っておられる方は
できるだけ無垢フローリング採用されたほうが良いと思います。
よくよく無垢フローリングを考え出したときの理由を思い出してください。
気持ち良さ、自然素材、耐久性等で選ばれたと思います。
いくら表面が硬くて艶々ピカピカでも梅雨にベトベトはしたくないですし
足触りも気持ちよくない物は使わない方が良い。
これは、傷や凹みの問題とは全く別問題です。
傷や凹みが付かないからと言って気持ち良く過せるとは限りません。
何れにせよ傷や凹みは必ず付きます。
補修にどれ位の費用が掛かるか?そもそも補修は可能なのか?
この点についてもよくよくご検討ください。

伊予杉フローリングをご採用いただいたお施主様のブログです。
フローリング選びに戸惑っておられる方にはとても参考になると思います。
ぜひ、アクセスしてみてください。
たかおさんのブログ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

2件のコメント

  1. 前田様へ
    ・裸足でいるときの無垢フローリングの感触(さらさら感、すべすべ感、体温とのなじみ方)は、本当に気持ちのよいものですね。足の裏が気持ちよいと、大げさかもしれませんが、脳がリラックスするような感覚です。
    ・1階の栗、2階の桧、小屋裏の杉のそれぞれによさがあり、楽しみたい階に行きます。
    ・最近、桧の赤ちゃん肌のようなキメの細かいすべすべ感を楽しんでいます。このコメントも桧を感じて、足の裏ですりすりしながら書いています。
    ・「木」は他に代えがたいすばらしい性質があることを再認識して暮らしています。
    ・ブログをご紹介いただきありがとうございました。

  2. たかおさま
    コメントありがとうございます。
    いつもブログを楽しみに拝見させていただいております。
    SRへご来場のお客様には、無垢フローリングの経年変化や住み始めてからの感想等々はたかおさまのブログを見てくださいとお勧めさせていただいております。
    私達とは違ったお施主様目線でご紹介していただくことは、これから無垢フローリングを検討される方にとってとても重要な意見です。
    これからもどうぞよろしくお願い致します。
    ありがとうございます。

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