タモ(アッシュ)の原木

製材工場にタモ(アッシュ)の原木が入荷しました。
タモ(アッシュ)原木

 

 

 

 

 

この丸太は、伐採証明の付いた丸太です。
タモ(アッシュ)原木

 

 

 

 

 

盗伐材とは違い価格も多少高くなります。
タモ(アッシュ)原木

 

 

 

 

 

タモ(アッシュ)のフローリングも高いものから安い物までたくさんあります。
無垢フローリングは、暖かい、調湿効果が高い、優しいなどのメリットを
聞いて選ぶ方が多いのは確かです。
しかし、同じくらいデメリットと感じる部分も有ると思います。
また、デメリットと感じる部分を味や風合いと捕らえる方も居られますし、
そうでないかともいます。
掃除やメンテナンスが面倒臭い方や、丁寧な生活が出来ない方は、
合板フロアーのをお勧めします。
木を使っている筈なのに、梅雨時期になると足触りがペタペタする
合板フロアーやウレタン塗装品に不信感を抱かれるか?
傷や隙間や凹みや変色など無垢フローリングの特徴があっても
サラッとした足触りが快適と感じるか?
両方求めるのは難しい問題ですね。
35年もローンを組んだのに、20年くらいしか使えない物を選ぶか、
ローン中になるべく補修費用が掛かりにくいものを選ぶか?
そう簡単に、「無垢フローリング」と言うキーワードだけで選ば無い方が無難です。
無駄のある家

 

 

 

 

 

『あくまでも、それはいまこの瞬間の事で、明日はまたどうなるかわからない。
そういうものが家であり、人間であり、人間の生活であるからだ。』
木が反ると書いて板です。
合板フロアーのカタログには、傷が付き難い、汚れに強いよ、凹みにも強い、
割れ難い、磨耗性が高いなどが「フローリングの悩みの答え」として書かれています。
それを解消するには、どれだけのボンドや石油由来の塗料が使われていることでしょう。
合板フロアーの断面を見るとミルフィーユみたいになっています。
そこに疑問を抱いてみてもよいのではないかと思います。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

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