南部本栗のフローリング ヘーベルハウス 旭化成ホームズ

投稿日:2008年12月01日

南部本栗・小節

 

 

 

 

南部本栗・小節

 

 

 

 

南部本栗フローリング … 施工:旭化成ホームズ

 

岩手県南部地方生まれの南部本栗フローリングです。
栗の果実は「聖なる果実」として世界的にも長く親しまれています。
特徴としては硬く、水や湿気によく耐える樹木です。
そのため、湿気の多い場所にも最適なフローリングです。
以前は線路の枕木にもよく使われていました。

南部本栗フローリングははっきりとした木目で
「木」らしい「木」と言える樹木です。

タンニン(防虫・防腐効果のある成分)も多く含まれていて、腐りにくく、また、年月を経る毎に深い味を醸し出します。
(タンニンは革にも多く含まれます。
使い込むごとに味が出る性質は革も木材も同じですね)

地栗のフローリング材は色々な産地で見受けられますが、栗は乾燥工程を間違えると艶の出にくい黄色味がかった物になってしまいます。
手間と時間は掛かりますが天然乾燥と養生期間の管理を徹底しなければ本来の南部本栗フローリングのよい艶は生まれてきません。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/