GOOD DESIGN EXPO 2009 に行ってきました

GOOD DESIGN EXPO 2009

 

 

 

 

 

 

お客様が出展しされていることもあって東京ビッグサイトで開催された
“GOOD DESIGN EXPO 2009”に研修生と行ってきました。
すんごい量の展示に圧倒されました。
生活雑貨・医療機器・自動車・家電、そして住宅などなどたくさんの展示です。
私は、あまりデザインのことについては詳しくは分かりませんが、
物を見るときに重要視する箇所は、長い間使えるかどうか?を見ています。
長い間って言っても人それぞれ感覚が違うのでホントそれぞれでしょうが、
私の場合は大体100年くらい使えるかどうかで考えてしまいます。
あまりデザインと関係ないと思っていたのですが、
デザイナーさん達はこういう所にも気を使ってデザインされるそうです。
これからはかなり重要な部分だと思うんだけどなぁ…
同日、ビッグサイトで建材展も開催されていました。
研修生が床材について片っ端からメーカーに質問していました。
紙のような物を固めて床材を作っているのには相当ビックリしていました。
水がこぼれたらどうするのだろう???
そもそもこんなに薄い薄い木を合板に貼り付けて床材として大丈夫なのか?
こんな合板の床材は何年の耐久性があるのだろう???
研修生は質問しています。
「この床材は長く使えますか?」
『はい。○○加工を施していますので耐久性は抜群ですよ。』
「何年くらい使えるでしょう?」
『かるく30年は大丈夫でしょう!』
「30年ってローンもまだ終わってないかも知れないのに…
100年くらいの耐久性があるものは無いのですか?」
『そんなの死んでいますからねぇ…」
研修生は愕然とします。
長期優良住宅とか100年住宅とか言われている時代になぜそんな…
日本の住宅は、一代で終わることを前提に作られているのか…
色んな勉強をして自分の目を養う事が非常に重要な時代になってきています。
第三者に何でも押し付けるのではなく、自分で選んだ物や事には
責任を持たなければいけませんね。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

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