無垢フローリングからもVOCは放散されています。ホルムアルデヒドも放散されています。

無垢フローリングからもVOCは放散されています。もちろんホルムアルデヒドも放散されています。
木材から放散されるVOC類の特性について

ご存じない方はドキッとするかもしれませんが、本当の話なんですよ。かくいう私も、20年ほど前までは知りませんでした… 自然素材である無垢フローリングを使用していれば、VOCを心配することなくシックハウスを防げるのだ!となんとなく思っておりました。

確かに無垢フローリングは、合板複合フローリングと比較するとVOCの発生は低いのですが、合板複合フローリングだって以前と比べるとVOCの発生は抑えられているでしょう。

合板複合フローリングが悪いわけでもないですし、無垢フローリングが絶対に良いというわけでもなさそうです。
無垢フローリングでも樹種によって体が何らかの反応する方もいらっしゃうようですし、反応する樹種でも年月が経っていれば大丈夫なこともあるようです。

ある樹木の香りは、防虫防臭効果が高いという事で昔から重宝されていたり、別の木の粉末は蚊取り線香に練り込まれたりしています。虫が嫌がる匂いが入っているという事は、人間でも反応する人がいると思ってもいいのかもしれません。

木材は、いつまで経っても難しい。木材の事を全てを理解する事なんて到底無理だと思っております。
世の中知らないことばかりです…

 

Q1. 無垢フローリングからもVOC(揮発性有機化合物)は出ますか?

はい、実は無垢フローリングからもVOCやホルムアルデヒドは放散されています。自然素材であれば全くゼロというわけではなく、木材そのものが持つ成分として微量に含まれていることが一般的です。

Q2. 無垢フローリングを使えば、シックハウス症候群の心配はありませんか?

残念ながら、絶対に大丈夫とは言い切れません。人によっては特定の樹種に体が反応してしまうこともあります。自然素材だからといって、全ての方にアレルギー反応が出ないわけではない点にご注意ください。

Q3. 合板フローリングと比べて、VOCの発生量はどう違いますか?

基本的には無垢フローリングの方がVOCの発生は低い傾向にあります。ただし、近年の合板フローリングも以前に比べるとかなり発生量が抑えられており、どちらも安全性は高まっています。

Q4. 自然素材なのになぜ体調に影響が出ることがあるのですか?

木材が本来持っている防虫・防臭効果のある「香り成分」などが影響する場合があります。虫が嫌がる成分が含まれているということは、人間でも敏感な方は反応してしまう可能性があるということです。

Q5. 結局、無垢と合板どちらのフローリングが良いのでしょうか?

どちらが良い・悪いと一概には言えません。お客様の体質に合うかどうかや、それぞれの素材の特性を理解した上で選ぶことが最も大切です。木材について全てを理解するのは難しいですが、専門家として最適なご提案をさせていただきます。

 

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。東京木材問屋協同組合武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。

株式会社五感 東京都江東区新木場1-6-13 木のくに屋ビル4F 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

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