ブラックウォールナット無垢フローリングの仮並べ

無垢フローリング施工時には、施工要領書を必ずお読みください。
施工要領書には、固定する前に必ず仮並べを行ってくださいと指示しております。仮並べをしなくても床は貼りあがりますが、出来栄えにかなり差が出ます。仮並べは無垢フローリングの色柄を見て、床面のどこにどのフローリングを貼っていくのかを確認する作業です。
後で後悔しないようにした方が良いのですが、手間が掛かるのでやらない方もいるでしょう。
理由は一つ。時間と手間がもったいないから。
施工する方は、そこに数週間しかいないかもしれませんがお施主さんは何十年もその床を眺める訳です。
気になりだしたら納まらないと思います。
手間の事を言われたら、手間代を出しても仮並べをしてもらうべきです。
最初から見込んでいる職人さんもいれば見込んでないかともいると思うので追加が出るのか出ないのかは場合によると思います。
下の画像は、仮並べを始める場面です。全てのフローリングの梱包を開けて色柄を見て並べてみます。
ブラックウォールナット無垢フローリングの仮並べ (3)
ブラックウォールナット無垢フローリングの仮並べ (2)
ブラックウォールナット無垢フローリングの仮並べ (1)

仮並べ自体は時間も手間もかかるものです。
見積り時にこの手間も入っているのか確認する事にしましょう。
後から何か言われるよりは
この方が職人さんも気楽だと思います。

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木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

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