木製のスピーカー

少し不思議な木製スピーカーがフローリングショールームゆらぎにお目見えです。
パッと思い浮かべる木製スピーカーというと、木製のエンクロージャー(箱体)にウーファーやトゥイーターなどを設置して音を出す場合が多いかと思いますが、こちらのスピーカーは少し違います。表面の杉板が直接振動して音を奏でます。
無垢板スピーカー (4)

木製スピーカー

無垢板スピーカー (3)
説明が無ければ、なかなかこれがスピーカーだと気付く方は少ないと思います。
ただ木のパネルを壁に展示しているような感じです。
今回の設置方法は、100V電源を壁面に1か所増設する。
薄型のアンプをスピーカー裏の壁に設置してスピーカーとつなぐ。
この杉板スピーカーを黒板掛け金具を用いて吊り下げてる。
音源は、ipadからBluetoothでアンプに飛ばして鳴らしています。
電源もアンプもスピーカーの裏に隠れるように設置できればよりスマートです。
縦向きでも横向きでも設置が可能ですので設置する場所や雰囲気に合わせて設置していただく事が可能です。
固定できる環境が整っていれば天井に設置する事も可能です。
そうなるとまずこれがスピーカーだと気が付く人はますます少ないと思います。

無垢板スピーカー (1)

木のスピーカー

無垢板スピーカー (2)

表面の樹種は基本的に杉材ですが、
お時間とご予算を頂ければ様々な樹種でも対応可能です。
今回のサイズは、別注サイズとなり1800x800x87mmでしたが、標準サイズは、1800x600x87mmとなります。
※標準サイズは、上記画像の物と見た目も異なります。
価格は、標準サイズ杉集成材スピーカーのみ(アンプ・送料・取り付け費・配線費別)でおおよその予価としては180,000円(税別)です。
近々に標準サイズも新木場ショールームに展示いたします。
上記の木製スピーカーは、フローリングショールームゆらぎ常設展示しておりますのでご興味をお持ちの方は事前にご連絡の上でご来場ください。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

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