杉板の天然乾燥とは?無垢フローリングの品質を支える製材所の風景

この地域では、板材を立てて乾燥させることが多いです。
「雨に濡れるのにどうして乾燥???」と思われる方も少なくないかと思います。
イメージとしては、水を口に含んでグチュグチュペッとする感じです。
よく分かりませんよね(-_-;)
時間があればNHK朝ドラのとと姉ちゃん第29回を見てください。
それでも分からない方は、私に直接お問い合わせください。
とにかく雨に濡れても乾燥中です。
もう少し、四国の製材所を廻る予定です。
四国の製材所で屋外に立て掛けて天然乾燥させている杉板の風景

整然と並べられ天然乾燥が行われている無垢の杉板材

雨風に晒しながら乾燥させる杉板の天然乾燥(自然乾燥)の様子

Q1. なぜ杉板を屋外で立てて乾燥させているのですか?

この地域では伝統的に、板材を立てて並べることで効率よく風を通し、「天然乾燥」を行っています。地面に平積みにするよりも接地面積が少なく、木材の呼吸を妨げないため、良質な無垢材に仕上げるための大切な工程です。

Q2. 雨に濡れても乾燥が進むというのは本当ですか?

はい、本当です。雨に濡れることで、木材に含まれる余分な水分やアクが外に押し出されます。イメージとしては「口をゆすぐ(グチュグチュペッ)」ような感覚で、雨の水分が呼び水となって内部の水分を排出し、乾燥を促進させる効果があるのです。

Q3. 天然乾燥と人工乾燥(機械乾燥)の違いは何ですか?

人工乾燥は短時間で仕上げますが、天然乾燥は時間をかけてじっくり水分を抜くため、木本来の粘りや色艶、香りが損なわれにくいのが特徴です。木魂では、このような木の個性を活かす工程を大切にしています。

Q4. 四国の製材所まで直接足を運ばれているのですか?

はい。お客様に安心してお届けできるよう、木材コンシェルジュ自らが全国各地の製材所を巡り、現場の乾燥状況や品質をこの目で確かめています。今回の四国視察も、より良い無垢フローリングを開発するための重要な活動です。

Q5. 天然乾燥中の杉板についてもっと詳しく知りたい場合は?

乾燥の仕組みや商品の特徴についてご不明な点がございましたら、無垢フローリング専門店木魂まで直接お問い合わせください。専門知識を持ったスタッフが丁寧にご説明させていただきます。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 東京都江東区新木場1-6-13 木のくに屋ビル4F 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

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