滋賀県都の玄関口でありながら、
官公庁やオフィスが集中しているため、休日は閑散とする県庁周辺。
大津市の検討委員会は、
その一角にある県有の旧体育文化館(武徳殿)について、
まちづくりの一環として、再活用の可能性を含めて議論している。
同施設は、日本建築史で高い評価を受けながらも、
県は老朽化に伴う改修費や維持費の捻出が困難として、
平成二十年十二月に閉鎖された。
その県庁周辺の土地利活用等について、
民間活力を活かした検討を行っているが、
今後市場のニーズ等を踏まえた事業公募等を行うという。
滋賀県の武徳殿復活なるか!なると良いですね!!
滋賀県の武徳殿は、内外装ともとっても立派な建物なので
ぜひ再び表舞台に出ていただきたいです。
各地域の武徳殿は、
老朽化の為に取り壊されていたり取り壊し予定のところも多いようです。
各地の武徳殿は、剣道の歴史の1ページともなりうる建築物なので
可能な限り保存していただければと思います。
第二次世界大戦の爪あとがここにも残っています。
武徳殿の瓦にあるはずの一文字がなくなっています。
戦後、この武徳殿を存続させようとしての
苦肉の策だったのでしょう。
とても辛い思いで外されたことだと思います。
思いの詰まった武徳殿です。
滋賀県の武徳殿復活なるか!!

前田 英樹
木材コンシェルジュ
執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)
前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。
また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。
FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。
株式会社五感 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/