先日、剣道の大先輩からご提案をいただきました。大先輩は、30年くらい前からの大先輩です。中学校で武道の必修化に伴って剣道場の整備が急がれています。なかなか予算も豊富にある学校は少ない為にこれは素晴しい案です。
「休教室を利用した剣道場はできないだろうか?」
先輩は、学校の先生なので思いつかれたのでしょう。現場は強し!この案を聞かされた時にはとんでもなくびっくりしました。そんな方法があったなんて全く気が付きませんでした。
中学校の教室の天井高は、最低でも3mはあります。身長178cmの私が竹刀を振りかぶった時の頂点は2.8mです。と言う事は、本格的な剣道場床は床天から15cmあれば完成するので
天井高-道場床=3000-150=2850㎜ 休教室内に剣道場を作ることが可能ということになります。
これは本当に素晴しい案だと思います。新しく道場舎を建築する事なく武道場が完成します。各中学校に様々な環境が有るかと思いますが、少子化といわれるこの時代には、
休教室も少なからず存在するのではないかと想像します。音の問題など色々とクリアーしていかないといけない部分も多いと思いますが、うまく条件に合致した休教室があれば
抜群のコストパフォーマンスを発揮します。
もし、中学校の武道場建築にお悩みの方がおられましたらご相談下さい。様々な観点からご協力できるかと思います。