剣道場床建築工事が着々と進んでいます・その5

剣道場の建築現場です。
私たちが推奨する剣道場床建築は国産材100%です。
大引き・根太・床仕上げ材全て国産材で仕上げられるように考案しています。
剣道場建築に携わらない設計士さんなどは、どうしても鋼製束や鋼製根太を仕様に入れがちです。
剣道場建築 床工事 国産材利用

 

 

 

 

 

地下資源を多用した鋼製の束や根太、輸入フローリングにウレタン塗装等を使用した体育館みたいな武道場を作るよりも、国産木材をふんだんに使用することにより安全な道場が出来上がります。価格に関しても体育館の床と私達が推奨する剣道場専用床では開きがあるようです。
高いから安心安全と言う訳ではございません。元来、自然の木材が持つ軟らかさや温かさを見つめなおし、構造や施工を単純にすることで手頃感のある安全な剣道場は作られます。
剣道場建築 床工事 国産材利用

 

 

 

 

もっと国産材を利用した剣道場建築を広めて行ければと思います。
それにはもう少し、機能性や安全性をを評価するものを作らなければいけません。
剣道の稽古をされる方なら実際に体感していただくのが一番だと思います。人間の感覚を数値化して表すのも難しいですね。数値化できるのかもしれないけど、やはり体感してもらうのが一番だと思ってしまいます。それではやはり広まらないのでしょうかね。
数値化するには相当な予算が必要なのではないかと思います。本当に自分が良いものだと思って広めたいのなら何かの案は必ず出てくるはずです。
さらには自然環境保全にも役立つ事につながるのなら応援してくれる方も多いはず。無い知恵絞ってあれこれ考えながら進めて行こうと思います。

国産材100%使用の剣道場床材のご案内
剣道場の床にこだわった専門サイト : 剣道場床建築工房

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

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