青森県で青森ヒバを見てきました。
なんともなかなか涼しいです…(-_-;)
原木から製材、加工まで見せていただきました。
そのほとんどが国有林からの出材で150年生以上になります。
工場中に青森ヒバの良い香りが漂っています。
地生している木でもあるために大きな節がたくさん有ります。
節の具合は赤松のようにも思えるような大きな節が見られます。
枝打ちを行う人工林と自然林の差もこんな所に出てくるんですね。
雪で枝も折れるのでしょう。死に節も多く見られます。
しかし、見事な目込み材です。
素晴らしい色合いと香りの青森ヒバは防虫・防蟻効果に優れ、
住宅では土台や大引きに多く使われます。
節の無い部分はフローリングや羽目板に加工するととても綺麗ですね。
天然林の良質な木がこれだけ出材されることは素晴らしい事ですね。
青森ヒバの植林木はほとんど無いそうです。
植林は25年ほど前から開始されているようです。
これから先、150年生の天然木をこのペースで
伐採すると先細ってしまうのかなぁ?
ヒバに関しては、良材の植林木も地域によってあるようです。
青森ヒバほどの大径木は出ないのかもしれませんが…
私はもう少し勉強研究が必要な様です。