出張時に昼食を食べに立ち寄ったお店にて…
良い香りの割り箸でした。
間伐材を利用した割り箸は、杉材が多く見受けられます。
桧材で作られているので「ほほぉちょっぴり贅沢(^^♪」な気分にさせてくれました。
一般的には桧の方が杉より高価だと思われています。
ところが…
ところが使い方によってまちまちです。
この後、山主さんと製材所の皆様と面談した中で教えてもらいました。
国産間伐材の割り箸では「桧」より「杉」の方が高価だそうです。
割り箸を製造している産地はほとんどが杉の名産地です。
奈良県の吉野なんかです。
たくさん杉の良材を産出していた時代には良材のヘタ(耳)もたくさん取れました。
それがあまり杉を使わなくなったために良材のヘタが手に入らなくなったそうです。
私が製材所を訪れた時も吉野の方がわざわざ杉のヘタを探しに来られていました。
桧も同じような事が言えるのだそうです。
やはり良材のヘタはなかなか無いのだそうです。
割り箸は柾目部分で作った品物が使い勝手や見た目も良いとされています。
桧と杉では加工や使い勝手、見た目も杉のほうが勝り人気が高いのだそうです。
そんなこんなで割り箸に当たっては杉のほうが高価なんだそうです。
いろんな適材適所があるものです。
なるほどそういう事で割り箸は杉の方が人気があり高価なんですね。
うちの山の杉、桧でも活用できないものか・・。
プリン昨日で完食しました。
今度は熟成したものも試してみたいですね。