
無垢フローリングを施工するに当たっては色々と気をつけなければならない場面がございます。
養生もその内の1つではないでしょうか。
そもそも養生とは建築途中ですでに仕上がった部分や部材が傷んだり傷ついたり、汚れたりするのを防ぐ為、カバーやシート等を用いて保護することを言います。養生の際にとても良く使われるのが養生シール(緑・青・ピンク等)です。養生シールは養生シートを固定する物で粘着力も様々有ります。この養生テープは使用説明に「直接仕上げ床材には貼り付けないで下さい。」と明記されています。明記されているにも関わらず直接仕上げ面に貼られる職人さんが多く見られます。
その理由は…
“そんなに小さな字を誰が読むの?”
“直接貼り付けないんだったらどうやって使うの?”
“そんな方法じゃぁ時間がいくらあっても足りんわ!”
等々的外れなご意見がほとんどです。
もっとも以前は桧縁甲板などが良く使われていたので、直接無垢フローリングに養生テープを貼ってはいけない事を職人さんは知っていました。
現在、ほとんどの職人さんは合板フロアーを施工されることの方が多いのではないでしょうか。合板フロアーは表面の塗装がしっかりとしている為にそう簡単には剥がれません。うっかり合板フロアーと同じように養生テープを無垢フローリングに貼ると毛羽立ちが起きたり、塗装が剥げたり、跡が残ったりします。この毛羽立ちや塗装剥がれを商品品質が悪いだのなんだかんだで責任を擦り着けられる事もしばしば…(-_-;)
無垢フローリングの養生をされる際には画像の様に直接養生テープを貼らない様にして下さい。
面倒かもしれませんが、これも無垢フローリングの施工の一部分です。
施工は慣れた職人さんにお願い知るのが一番だと思います。
無垢フローリングの養生に関するよくある質問
Q1. 無垢フローリングに養生テープを直接貼ってはいけないのはなぜですか?
無垢材は合板と異なり、表面がデリケートです。直接テープを貼ると、剥がす際に「毛羽立ち」や「塗装の剥がれ」が生じたり、テープの「粘着跡」が残ってしまう原因となるからです。
Q2. 養生テープの注意書きに「直接貼らないで」と書いてあるのですか?
はい、多くの養生テープには「直接仕上げ床材には貼り付けないで下さい」と明記されています。プロの現場でも見落とされがちですが、無垢材を扱う上では必ず守るべきルールです。
Q3. 合板フローリングと同じ感覚で養生しても大丈夫ですか?
いいえ、大変危険です。合板フローリングは表面塗装が硬く強固なためテープに耐えられることが多いですが、その感覚で無垢フローリングを扱うと修復不可能なダメージを与えてしまうことがあります。
Q4. 養生テープを使わずにどうやって養生シートを固定すればいいですか?
養生シート同士を重ね、シートとシートをテープで固定するようにしてください。床に直接テープが触れないように工夫することが、無垢フローリングの品質を守る施工の基本です。
Q5. 施工をお願いする職人さんにはどのように伝えれば良いですか?
「無垢フローリングに直接養生テープを貼らないでください」とはっきりお伝えください。無垢材の特性を熟知した、慣れた職人さんにお願いすることが、最も安心な解決策となります。
