椹(サワラ)は香り・肌触り・厚み!素晴しい無垢材ですね

椹(さわら)は何と言っても香りが爽やかです。
爽やかな香りが濁って椹(さわら)になった
と言われるほど爽やかな香りがします。
表面の硬度は杉材に似て柔らかく
素足で歩いても温かく感じられます。
小さなお子さんのお部屋には
とても優しい木なのでバッチリだと思います。
既製品のフロアーなどの表面は硬くて
転んだときに衝撃が大きいかと思われます。
椹(さわら)などの柔らかい樹種は
自分を傷つけ凹まして衝撃を吸収します。
無垢フローリング材や羽目板なら
小さなお子さんが部屋内で安心して
元気に走り回れる環境も作ることができますよ!

【椹(さわら)について】
日本特産の木で、木曽・飛騨・中部山岳地帯に多く産出され
樹高は30mにも達します。
見た目は桧と見分けにくいですが、心材は桧の赤味に対し、
椹(さわら)は黄色味がかっており材としては、
アテ(木の癖)が無いのが特徴のひとつで
「サワラニン」という成分を含んでおり、
人間のストレスを解消し、
リラックスさせる効果があると言われています。
ヒノキの代用品として昔から浴槽や風呂桶、手桶など
プラスチック製品が登場するまで生活には欠かせない木でした。
軽く柔らかいのが特徴で、かつ水や湿気に強いところから、
お風呂場などの壁に貼ることも可能です。
ただし、人工林が少ないので希少性の高い樹種ともいえます。

木材コンシェルジュ

執筆・監修者情報:前田英樹(株式会社五感 代表取締役)

前田英樹氏は、無垢フローリングおよび剣道場床の専門家です。吉野材専門問屋や木材小売業での経験を経て、2008年に株式会社五感を設立。東京・新木場で無垢フローリング専門店「木魂」を運営し、ショールーム「ゆらぎ」では多種多様な無垢材を提供しています。

また、「剣道場床建築工房」を運営し、剣道場の床設計・施工を専門に手がけています。剣道五段の有段者として、国産スギ材を使用した剣道場専用床材を開発し、剣道に適した「弾性剣道場床」を推奨。足腰の負担を軽減し、剣士のパフォーマンス向上と安全性の確保を重視した床づくりを行っています。全国の大学や道場で採用され、高い評価を得ています。

FSCおよびPEFC/SGECのCoC認証を取得し、木材のトレーサビリティを重視。武道学会賛助会員。日本剣道振興協会賛助会員。各種メディアへの寄稿や講演も行い、業界内で信頼されています。

株式会社五感 公式サイト
無垢フローリング専門店木魂: https://www.muku-flooring.jp/
剣道場床建築工房: https://kendoujou.com/

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