知好楽 | 新木場の材木屋・木魂日記

知好楽
「これを知るものはこれを好むものに如かず。これを好むものはこれを楽しむものに如かず。」
という『論語』の一節に拠っています。
「ものごとを知って、好きになって、楽しむ。楽しむ境地に至ったとき、
それははじめて自分自身のものとなり、自らを豊かにすることができる。」
という意味です。
先日、国会の質問で「総理はこの不況の中、失業者に対して“やりたい仕事はどんな仕事ですか？”と質問されたが、現状ではそんな事は言ってられない状況だと言う事をしっかりと理解していただきたい。」と質問前に一言付け加えられていました。
その政党を支持するしないは別として最近、頑張ってるなぁとは思っていました。
しかし、この言葉で軽い人なんだなぁと感じてしまいました。
おおよそ「知好楽」の境地に近い人には非常に迷惑な話だと思います。
個々で真剣に物事の本質を考えなければいけない時代になって来たのでしょうね。