挽板フローリングのラインナップが増えました 遮音等級LL45直貼り、釘打ち用、直貼り

無垢フローリングではございませんが、
挽板フローリングのラインナップが増えました。

挽板直貼りフローリング
挽板直貼りフローリング

 

 

挽板フローリング釘打ち用
挽板フローリング釘打ち用

 

 

LL45対応挽板直貼りフローリング
LL45対応挽板直貼りフローリング

 

今までは、マンション用LL45対応直貼り挽き板フローリングのみ
でしたが新たに釘打ち用直貼り用が増えました。

どの挽き板フローリングも厚さは12㎜で床暖房対応です。

樹種はどれも以下8樹種からお選びいただけます。
ブラックウォールナット
ブラックチェリー
オーク(ナラ)
バーチ(カバ)
メープル(カエデ)
パドック
チーク
ビーチ(ブナ)

塗装につきましても
無塗装、オイル塗装、ガラス塗装、UVウレタン塗装の
いずれかで出荷が可能となっております。

樹種に関しましては、どの樹種とも
新木場の無垢フローリングショールームに展示しております。

ぜひ、ご予約の上ご来場いただけると幸いです。

 

見た目は同じ?突き板と挽き板と無垢板フローリングの違い

木質のフローリングと言っても色々とあるようです。

ここではよく耳にする
突き板フローリング(ツキイタ)と挽き板フローリング(ヒキイタ)と無垢フローリングの
それぞれの違いと特徴をご説明いたします。

3種類とも貼ってしまえばどれとも同じ様には見えます。
長年使うにあたりどの様な経年変化が現れるのでしょう。

 

突き板フローリング
突き板(ツキイタ)とは、木材を薄くスライスした表面化粧材です。
主には、フローリングや家具などの表面材に使用します。

その厚みは、0.3mmと薄く、かつお節の様に透けて向こう側が
見えるほどですが、均一な物を安価に大量生産が可能です。

突き板は非常に薄いため、
はく離しないように塗装でかためる必要があります。

突き板は、薄い表面にキズが入ると、下の合板が見えてしまいます。

突き板フローリングの凹み
突き板フローリングの凹み
突き板フローリングの凹み
突き板フローリングの凹み

▲金槌で叩くと、表面が割れて基材が見える。
一旦、傷が付くとそこからどんどん剥離していく。

基材が合板なので、ソリ・収縮などの変形は少ないですが、
使えば使うほど味が出るものではなく、
施工当初が一番美しいのが突き板フローリングです。

長所:
安価、均一な木目、寸法安定性が高い、床暖房対応品が多い

短所:
傷が付き易い、耐久性が低い、冷たい

最近は、プリント技術が発達してきたために0.3mm位の単板を貼るくらいならプリントした方が幅が広い物でも安く綺麗に仕上がると言われだしてきた。結局のところは、0.3mmでもプリントでも表面塗装が床表面の耐久性に直結するので表面プリント化はどんどん進んでいる。実際に付き板もプリントも見分けが付き難くなってきている。

 

 

挽き板フローリング

挽き板(ヒキイタ)とは、スライスではなく、電動鋸(のこ)刃で切り出した板です。

のこくずが出る分、歩留まりの関係上コストアップになりますが、スライスでは難しい厚みのある材を生産することが出来ます。

2mmの厚みを持たせることで、無垢フローリングと同等の味のある質感を出しています。

また、無垢材と比べた場合、基材が合板であるため、無垢材よりも木のソリ・収縮などの変形が極めて少ないと言えます。

※ 基材の合板にも種類があり、合板の種類によってはソリ・収縮が起こりやすいものもあります。
※ 挽き板を使用したフローリングは複合フローリングと呼ばれます。

▲ 金づちで叩いても凹むだけ。下地は見えない。 

挽き板は、表面に傷が入っても下の合板が見える事はまずありません。
ためしに金づちなどで叩いたりしても、へこみはしますが下の合板までは見えません。
アイロンを使っての補修も可能です。

銘木挽き板を使ったフローリングなら、長期にわたって無垢の美しさを楽しめるでしょう。

長所:
寸法安定性が高いく無垢材の経年変化も楽しめる。
無塗装からオイル塗装、ガラス塗料など
木の質感を失わない様々な塗装が選べる。
床暖房対応品もある

短所:
無垢フローリングと比べても思ったほど安価ではない。
無垢フローリングからすると挽き板(複合)フローリングは
上辺だけの偽物だと言われることがある。

寸法安定性に優れ、無垢材特有の経年変化を楽しむ事が出来る。
合板なので安いだろうと考えがちだが思ったほど安くない。
その理由は、突き板が高価であることと高製造コストだからです。
また、合板を使用するので無垢フローリングと比べて
製造時に石油製品を多用し、CO2の排出量も多いので
環境負荷が高いとも言われています。

 

 

無垢フローリング

無垢材とは、木を継ぎ足したり重ねたりしていない、そのままの木材のことです。

自然素材ならではの質感がありますが、木は収縮・変形を味わいとして理解して使う必要があります。

時間とともに経年変化し、傷や色の変化が楽しめるのが本物ならではです。

長所:安価な物から高価な物までラインナップが幅広い
温かみがあり冬場でもひんやりとはしない。
香り、触感が良くリラックス効果がある。
調湿作用があり湿度の過度な上昇を抑制できる。

短所:巾に対する収縮が必ず起る。
割れ・反り・曲り・ヤニなど無垢材特有の現象が100%起こる。

 

住む人が安全・安心で快適な住まいを望む方なら無垢フローリングが必須です。それよりも、床材のヒビ割れや曲り、反りなどが気になる方は
突き板または挽き板(複合)フローリングをお勧めします。また、無垢フローリングは生産に当たって合板ほど手を加えないために突板・挽き板フローリングに比べて環境負荷が低くて済みます。一見、無垢フローリングは贅沢な感じがするものの突板や挽き板では表面材の厚みが薄すぎて取りにくい節有の製品も無垢フローリングなら製造できます。つまり突板や挽き板は、マグロで言う大トロのわずかにとれる部分でしか製造できません。無垢フローリングなら、赤身の部分での製造が可能です。

ご採用を検討される場所によって、商品を変えるのも一つの手段です。例えば、ヒノキフローリングをご検討いただく場合は、リビング、玄関は、節の少ないもの。寝室やクローゼットは節のあるものなど…

ご予算に合わせて様々な手段方法がありますのでぜひ、東京新木場無垢フローリングショールームで現物を見ながらご検討いただければと思います。

 

木魂の挽板フローリングには3つの施工方法に対応します。
LL45対応マンション用挽板フローリング
直貼り用挽板フローリング
釘打ち用挽板フローリング

挽板フローリングラインナップ

挽板フローリングラインナップ