薫煙処理木材がいろんなところで使われています(@_@)

最近では、薫煙処理された杉の梁桁材やフローリング材、外装材など様々な場面で活躍しています。
薫煙処理することによって、メリットもあればデメリットも出ると思います。
メリットは杉の梁桁材でご紹介した通りです。
私が思うデメリットは薫煙処理された木材は少し“粘りが無い”ような気がします。
なんだか木が“バサバサ”な感じがします。
あくまでも実験データなどはなく、全くの私的な意見です。
と、最近まで思っていたのですが色々あるもんですねぇ…(@_@)
世の中知らない事ばかり…
下の画像は見ての通り剣道で使用する竹刀です。
この3本の竹刀はどれとも特徴があるんです。
何が違うかわかりますか?
竹刀3種盛り合わせ 

 

 

 

竹刀3種盛り合わせ

 

 

 

竹刀3種盛り合わせ

 

 

 

上:カーボン竹刀 耐久性抜群!! 叩かれるとめちゃ痛い(>_<)    35,000円/本
中:エジソン愛用の京都府八幡産の竹を使った竹刀 バランス良し  12,000円/本
下:中国産の竹を薫煙処理&加工して組んだ竹刀            7,000円/本

中国の竹を薫煙処理??
なんだか天津甘栗によく似た製法ですねぇ
うまく出来てるのでしょうか?
通常、私は1週間で3回剣道の稽古に行くとして竹の竹刀は1ヶ月もちません。
割れてしまいます。手入れをしても割れてしまいます。
耐久性は価格にも反映しているようです。
やはりカーボンは割れにくく安全性は高いのですが、
ゴルフのクラブなどと同じ感覚でしょうか?
選び出すとカーボンはバランスが悪く使いにくいです。
肘への負担もかなりなものです(>_<)
今ではもっぱら学生との稽古用です。
真ん中の八幡の竹を使った竹刀は1本1本バランスが違う
(自然素材のいい所ですね)ので自分に使いやすい物が見つかりやすいです。
でも、価格が少々お高いようで…
そして、天津甘栗製法ではなく薫煙処理された竹刀!
栗の皮みたいにパリパリパリパリ割れんじゃねぇの(-_-;)
と、思いきやこれがなかなかの耐久性!
なんでも薫煙処理した後に何かを注入加工して強度を増しているらしい。
この天津甘栗製法ではなく薫煙処理された竹刀は2ヶ月ちょっと使えました(^^)
思ったより使えるものでした。
割れた竹刀の中からは栗が…

 

 

割れた竹刀の中身を覗いてもやっぱり美味しそうな物は入っていませんでした(-_-;)
薫煙処理は各方面でまだまだ色んな用途が見出せそうですね。
次はどんなところで薫煙処理に出会えるのでしょうかね(^_^)
世の中知らない事ばかり…

 

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