シベリアンウォールナットの原木

シベリアンウォールナットの原木が着々と入荷してきます。
枝みたいな原材料を使ってUNIタイプを製材するのとは訳が違います。
シベリアンウォルナットの原木

 

 

 

 

 

オートメーションで機械任せにはせずに、
人の目で確認しながら製材して行きます。
製材から大切に扱わないと1枚物のフローリングは製造できません。
シベリアンウォルナットの原木

 

 

 

 

 

一見面倒な作業ですが、それ以上にお施主様が喜んでくれるはずです。
現物の確認も無しで、樹種・サイズ・価格で勝負する方には
そこしか見ていないお客さんばかりが集ります。
クレームの坩堝です…
シベリアンウォルナットの原木

 

 

 

 

 

 

これは良い!これは良い!とその品物を扱う人間は必ず言います。
本当に良いと思って販売しているのかもしれませんが、
1つの品物しか見ていないとなると
お客様に薦めるには少々難ありだと思います。
自分の物ならまだ諦めれば良いのかもしれませんが、
お客様に商品をお勧めして販売するにはもう少し検討が必要だと思います。
他人から見れば、面倒に見える行動でも、
後々面倒な事にならないようにする行動なら
それは面倒な行動ではなく、必要不可欠な行動ということになります。
“急がば回れ”と言う事になりますね。

シベリアンウォルナットの原木丸太

シベリアンウォールナットの原木が工場に到着しました。
この中から、良材のみを厳選してフローリングに製材・加工します。
シベリアンウォルナットの原木

 

 

 

 

 

規格に合わない物は、家具屋さんが小さく製材して使います。
どんな業者と協力して丸太を仕入れるのかもとても重要です。
シベリアンウォルナットの原木

 

 

 

 

 

ここから1820mmの1枚物を製作するべく大切に製材していきます。
まずは1枚物を製材してからUNIタイプを製作するのが基本です。
ほとんどの製材業者は、ここまで大きな丸太は仕入れない筈です。
その理由は、主にUNIタイプを製造しようとするからです。
シベリアンウォルナットの原木

 

 

 

 

 

初めからUNIタイプを作るつもりならこんなに良い丸太は必要ありません。
UNIタイプの丸太は、この丸太よりとても細い丸太になります。
細い丸太から製造されるUNIタイプのフローリングとは格段に品質に差が出ます。
UNIタイプを作るにしても、初めから1枚物を狙って製材するのと、
乱尺やUNIタイプを狙って製材するのとでは商品の仕上がりに差が出て当然です。

この丸太を使ったフローリングの入荷は、8月頃を予定しております。
シベリアンウォールナットの1枚物をご検討中の方は、
なるべくお早めにご連絡ください。