無垢フローリングを採用する際に多くの方が
「ひどい汚れや傷もサンドペーパーなどで削って元通りになる!」
と言われますが本当なのでしょうか?
*注意* ウレタン塗装品は除きます。
思い切って実験してみました。
無垢フローリングショールーム「ゆらぎ」の床に
実際に施工している南部本栗フローリングの上に
1週間ほど植木鉢を直に置いて輪染みをつけます。
わぁーお見事な輪染みです。
ここまでして直るんかい(-_-;)
直るんだろうか…
本当はちょっと心配です…
早速作業開始!
まずはサンダー掛けです。
シミが消えるまでしっかりサンダーを掛けます。
今回使ったサンダーの番手は
80番・120番・150番・180番です。
粗い80番から順々に180番まで掛けていきます。
それほど大した作業ではなく約30分で終了です。
もちろん時間は掛かりますがペーパーサンダーでも可能です。
次にオイルを塗布します。
今回使用したのはリボス社のビボスです。
オイルと蜜蝋ワックスが混ざっているオイルです。
蜜蝋ワックスとオイルでは
用途が違うので用途によって使い分けましょう。
これをウエスで薄く延ばしていきます。サササササッ…
そしてオイルが乾いた後にうすーく蜜蝋ワックスを塗布します。
乾いたら完成です。
まぁまぁでしょうか。
作業時間は1時間ほどでしょうか。
ただ、オイルや蜜蝋ワックスの乾燥に時間が掛かります。
道具さえあればDIYで十分作業できます。
道具は…
電動サンダー:80番・120番・180番
オイル :リボス社のビボス
蜜蝋ワックス:小川耕太郎&百合子社
作業は以上です。
今回の実験のような環境下は実生活にはなかなか当てはまらないです。
ただ、なかなか当てはまらないですがたまーに当てはまります。
もし、こんな環境が合板フロアーの上で起こったら…
想像はつきますがやってみないとわかりません。
またいつか実験してみます。
どうせやるなら一緒にやればよかった…反省(T_T)
>無塗装の無垢フローリングのお手入れ、メンテナンス、掃除
>オイル塗装の無垢フローリングのお手入れ、メンテナンス、掃除
>UVウレタン・ウレタン塗装の無垢フローリングのお手入れ、メンテナンス、掃除
>ガラス系塗料塗装(SSG・木塗MOKUTOなど)の無垢フローリングのお手入れ、メンテナンス、掃除
>ナラ無垢フローリングのお手入れ、メンテナンス方法
>杉無垢フローリングのお手入れ、メンテナンス方法
>桧無垢フローリング お手入れ面メンテナンス