大きな松丸太

大きな丸太です。松丸太と言っても赤松と黒松があります。
黒松は最近では本州ではめったに見かけることがありませんね。赤松も名古屋城の建て替え計画から、赤松の巨木は名古屋近辺に集中しています。しばらくの間は大系松丸太は用立てることが難しいかもしれませんね。一般住宅に使う程度の松丸太は今のところは潤沢にあります。

赤松の丸太
赤松の丸太

 

黒松の丸太
黒松の丸太

 

黒松の丸太
黒松の丸太

「こんなに大きな丸太どこの何に使うんだろう?」と思うような松丸太がどんどん出荷されていきます。名古屋城は、こんな大きな丸太を使って再建されていくんだと思うととても楽しみです。当初、2020年東京オリンピックまでに再建されると聞いていたような気もしますが、気長に待ちたいと思います。私が生きているうちに再建されるのかな?この手の木の樹齢は200年以上でしょうからじっくり検討し素晴らしい名古屋城を再建していただきたいものです。

 

赤松無垢フローリングの原板
赤松無垢フローリングの原板

こちらは国産赤松無垢フローリングの原板です。しっかり天然乾燥させた後に、人工乾燥機に入れてフローリング加工を施します。

 

国産山桜(ヤマザクラ)のテーブル・カウンター材

国産山桜(ヤマザクラ)カウンター材

お施主様と一緒に新木場内で
国産山桜(ヤマザクラ)のテーブル材とカウンター材の検討中です。

国産サクラ無垢フローリングブラックチェリー無垢フローリング
同じ雰囲気の造作材やテーブル・カウンター材をご要望との事で
東京都江東区新木場内でご検討いただいております。

国産山桜(ヤマザクラ)カウンター材
国産山桜(ヤマザクラ)カウンター材
国産山桜(ヤマザクラ)カウンター材
国産山桜(ヤマザクラ)カウンター材
国産山桜(ヤマザクラ)カウンター材
国産山桜(ヤマザクラ)カウンター材
国産山桜(ヤマザクラ)カウンター材
国産山桜(ヤマザクラ)カウンター材

新木場内には、様々な樹種の造作材やテーブル板、カウンター材の在庫がございます。

大手建材メーカーでは、〇〇柄△△△色でフローリングや建具などの
内装部材をトータルで提案しています。といってもほとんど表面はビニールです。

ご予算にもよりますが、無垢材でもトータルでコーディネートできます。
本物の木を使って本当に落ち着く住空間をお求めの方はぜひお問い合わせください。

国産材無垢フローリング専用のショールームが完成しました。

国産材無垢フローリングショールーム

東京都江東区新木場1丁目の無垢フローリング専門店木魂
国産材無垢フローリング専用のショールームが完成しました。

無垢フローリング専門店木魂で取り扱う国産無垢フローリング全種類

国産材無垢フローリングショールーム
国産材無垢フローリングショールーム
国産材無垢フローリングショールーム
国産材無垢フローリングショールーム
国産材無垢フローリングショールーム
国産材無垢フローリングショールーム
国産材無垢フローリングショールーム
国産材無垢フローリングショールーム
国産材無垢フローリングショールーム
国産材無垢フローリングショールーム
国産材無垢フローリングショールーム
国産材無垢フローリングショールーム
国産材無垢フローリングショールーム
国産材無垢フローリングショールーム
国産材無垢フローリングショールーム
国産材無垢フローリングショールーム
剣道場床ショールーム
剣道場床ショールーム

昨今の住宅内装材の流れとして、無垢フローリングが新築戸建のみならず
マンションリフォームやリノベーションに採用されるようになってきた。

あまたある無垢フローリングの中でも環境問題などに敏感なお施主様は、
地産地消を理由に国産材の無垢フローリングを求める傾向にある。

無垢フローリングショールーム「ゆらぎ」、無垢フローリング専門サイト「木魂」
剣道場床建築工房を運営する株式会社五感(代表取締役:前田 英樹)が
東京都江東区新木場1丁目事務所3階に国産材無垢フローリングだけに
特化したショールームを完成、このたび公開に至った。

展示している国産フローリングの樹種は、
スギ、ヒノキ、ツガ、マツ、ナラ、タモ、セン、クルミ、サクラ、ホオ、ケヤキ、
ドングリ、タブ、クリ、カエデ、アサダなど計50樹種だ。
これら多くの国産材無垢フローリングをパネルにして、
壁面に常設展示しているため、一目でそれぞれの違いを確認する事ができる。
また、この壁面展示パネルは取り外しが可能で、
お客様の要望が有ればその場で壁面から外し、
床面に置いて素足で踏み心地を体感できる仕組みだ。

さらに、このショールームの大きな特徴として床全面に
剣道場床専用の弾性剣道場床が施工されている。
同社が運営する剣道場床建築工房ではその安全性の高さが好評で、
全国各地で剣道場床の設計施工を行っている。剣道の稽古での踏み込み時、
床には700~1000kgもの荷重が掛かると言われている。その衝撃を吸収する為に
床構造には剣道場床建築工房のオリジナルクッションシステムと、
床表面仕上げ材には国産の杉赤み・上小節を使用している。
最近では、日本全国のみならず世界各国からこのシステムについて問い合わせが
増えてきた。剣道場の床を探すに当たって訪日する剣士も多くなってきた中、
このショールームでは、剣道場建築を検討している方が
実際に稽古を体験できるほか、今後は地域の子供剣士たちにも
練習の場として公開する予定だ。

 

 

お問合せ先:
無垢フローリング専門店木魂・国産材無垢フローリング事業部
住所:〒136-0082 東京都江東区新木場1-6-13-木のくに屋ビル3F
電話番号:03-3522-4169
E-mail:kodama@muku-flooring.jp
URL:https://www.muku-flooring.jp/blog/2019/07/22/21126/

能登ヒバと档(アテ)

能登ヒバの丸太

ゴールデンウィークに金沢へ行ってきました。
初めての能登半島であり、やっと47都道府県を踏みしめた事になりました。
新幹線で行きましたが、東京からも意外に近い印象を受けました。

石川県では行ってみたい見てみたい場所が盛りだくさん。
輪島塗り
珠洲焼
加賀百万石の前田家
前田利家の槍
などなど初めての土地はわくわくします。

旅程はあまり決めずに能登半島の観光地をドライブする事にしました。
とりあえず朝一は、輪島の朝市へ!
観光地なので当然観光地価格ですね。
お寿司屋さんにお寿司食べてる途中に
隣りのカップルが食い逃げしたらしく店内が慌ただしくなりました。
私も気付きませんでしたが堂々と出て行ったのでしょうね。

朝市近隣で能登ひばファクトリーなるお店を発見。
店員さんに能登ヒバの生育地を訪ねてみると
”石川県健康の森”近隣と教えていただきました。
地図で見ると朝市から近所だったので行ってみることに。

能登ヒバの葉(表)
能登ヒバの葉(表)

 

能登ヒバの葉(裏)
能登ヒバの葉(裏)

能登ヒバ林はすぐに見つかりました。
葉っぱも樹も特徴があるので見つけやすいです。
菜っ葉の裏側がを見るとM字を描いている。そして樹がねじれ気味。

石川県健康の森総合交流センターには、大きなブランコが設置されています。
100kg超えの私も恐るおそる乗ってみました。 とっても面白かったです。

石川県健康の森総合交流センターのブランコ
石川県健康の森総合交流センターのブランコ

 

石川県健康の森の大きなブランコで楽しんで一路南下です。

 

通りすがりに大きな丸太を発見。
すぐそれとわかる香りが漂います。

能登ヒバの丸太
能登ヒバの丸太

この大きな丸太は档(アテ)という樹種だと思われます。
档(アテ)とはなんとなく聞いたことはあったのですが、
神戸屋のねじりん棒パンなみにねじれてるんですね。

神戸屋ねじりんぼうパン
神戸屋ねじりんぼうパン

档(アテ)という木は、いわゆる能登ヒバです。
私は、ただ単に青森ヒバを能登半島に持って来て植林したものだと思っていました。
しかし、档(アテ)造林の由来には諸説あるようです。
アテ造林の由来は、天然生林などから探穂して造林したという在来説と、
奥州からの渡来説とがある。
渡来説には二つあって、その一つは、元祖アテにまつわる伝説である。

これにも二説あって、その一つは
奥州の藤原秀衡の三男泉三郎忠衡が、
文治5年(1189)に鳳至郡門前町浦上へ釆住したとき、
義経が生前めでていたヒバの苗木2本を持って来たというのと、
泉家19代兵右衛が、祖先の城跡奥州唐沢山をとむらっての帰りに、
ヒバの苗木5本を携えてきたということである。
これが38代当主、泉正孝氏の庭に生育している2本の元祖アテである。
太いものは目回り3.95m、樹齢700年とも400年ともいわれている。

あと一説は、前田5代の藩主綱紀が、
ヒバの苗木移出を禁じていた津軽へ藩士を農民に変装させてヒバ苗を取寄せ、
これを能登各郷に配与したといわれるものである。
いずれにしても藩政時代に声価の高まった輪島漆器の木地や、
金沢の小羽根などの需要増大につれて逐次増殖され、
今日のアテ造林地となったのである。

アテは、ヒノキ科アスナロ属アスナロの変種であるヒノキアスナロ
Tlmiopsis dolabrata(Linn.fil.)Sieb.et Zucc.var.HondaiMakino
の地方名で、能登を中心とした日本海側にその系統の名称が分布している。
能登の気候風土がアテを育てるのに適し「当った」ということで、
漢字の「棺(不当)トウ」をアテと読ませたともいわれている。

伝承によれば、
アテの人工植栽は約300年前から始められたといわれている。
品種は、発根力と材質に重点をおいて選抜あるいは陶汰が行われ、
今日みられるものに固定されたと考えられる。

造林されているアテの品種の主な分布地は、
マアテが輪島市、門前町。
クサアテが穴水町。
エソアテが七尾市江曽町である。

この外、珠洲市、能都町、柳田村の一部には、
エソアテとほぼ同一の良い素性のものがあり、
これを一部ではスズアテとも呼んでいる。
なお、生長が恵いため造林の少ないカナアテは、全域に分布している。

能登のあて より

档(アテ)は、石川県の県木で能登半島には広く造林されているそうです。
档(アテ)にも種類が有りマアテ、クサアテ、カナアテ、エソアテ・スズアテなど
の品種が有ります。

平成5年から木材流通の段階で档(アテ)を「能登ヒバ」と呼ぶことになりました。
档(アテ)の特徴として、独特の強い香りがあります。
独自の成分ヒノキチオールを含んでおり、
耐久性が高く、水質のも耐えるので、
住宅の土台に用いられることが多い木材です。
また、漆器の素地等にも用いられます。

石川県木材利用推進協議会のHPより

 

マアテ、クサアテ、カナアテ、エソアテ・スズアテは
木材利用する際もそれぞれ特徴が少し異なるようです。

マアテ:
材質は、堅く、湿気に耐える。
削り面は、美麗で光沢があり伸縮が少ない。
反張しないが、ややねじれ気味である。
昔から漆器の膳、盆、重箱、硯等、パネル、卓、薯等の
木地に使用されている。
一般には、建築材、建具材、造作材として算用されている。
樹皮は、ヒワダ(桧皮)としても利用されている。

クサアテ:
材質は、マアテに比べて軟らかく、耐湿性、強度ともにやや弱い。
木理は比較的粗いが、通直完満で節が小さいため、
とくに柱材に賞用されている。

カナアテ:
材質は、地域によって差があるが、比重、強度、耐湿性は比較的大である。
耐久性があるので、土台、床板等に算用されるが、
生長が遅いので造林寸封種としては、あまり用いられていない。

エソアテ・スズアテ:
材は通直、完満であり、断面は正円に近い。
弾力性に富み、ねじれがなくたわんでも折れず復元力が強いので、
エソアテは明治期以前の和帆船、北前船の帆柱に利用されていた。
帆柱の需要は、昭和10年頃まであった。

能登ヒバとして流通に乗った時にここまで分類して販売はしていない
と思いますので、能登ヒバの全体的な特徴としてどうなのかな?
素晴らしい地域だと思いますので、
計画を練ってまたじっくり伺ってみたいと思います。

 

剣道場床の打ち合わせ 岡山県にて

今日は、岡山県岡山市で剣道場の打ち合わせでした。

この度も軽トラックに小さい剣道場床を積んで出動です。

打ち合わせ終了後、以前は各都道府県に合ったとされる武徳殿を探してみることに。google map にて大日本武徳会岡山支部(武徳殿)跡なる場所を発見!

早速、行ってみました。

残念なことに岡山武徳殿の建物は今はもう存在していないようです。

現在その土地に建つ施設の方に訪ねてみましたが、武徳殿という言葉すら聞いた事が無いと教えて下さいました。

うーむ… 本当なのかgoogle mapさん。

周囲にも史跡資料なども見当たりませんでした。残念…

    

その後、近くにあった岡山武道館も見学させて頂きました。

ぜひ、岡山県でも当社仕様の剣道場床を施工してみたいものです。