~木の街づくりで都市を森に戻せ~safety japan 2005

nikkeibp.jpより
船瀬俊介(ふなせ・しゅんすけ)氏のコラムで
~木の街づくりで都市を森に戻せ~という記事が目に入りましたのでご紹介します(@_@)
しかしまぁ船瀬俊介氏はなんとも愛嬌のある顔つきだ(^_^)

投稿日:
カテゴリー: 木材

焼き杉板の製造工程

さてさてここから何ができるのでしょうか?
焼き板1焼き板2焼き板3

 

 

たくさん杉板が干してあります。
一瞬、こんな屋外じゃあ雨に濡れて乾かないのでは?
と思われるかもしれませんが大間違いですよ。
実は一度雨に濡れた方が水分は減りやすいんですよ。
焼き板4

 

 

 

 

これが乾燥した板です。
加工される前の板は原板と言われています。
これから加工に入ります(^_^)v
だいたい何になるかは予想はつきますよね。

焼き板6

 

 

 

モルダー加工機に原板を入れます。

焼き板5

 

 

板の両端にしゃくりを付けて“相しゃくり”の板が完成です(^^♪
終わり。

ここからが本番です。
ここからが熱く厳しい加工が待ち構えてるのである!
焼き板8

 

 

 

バーナーで杉板の表面を焼いて炭化させています。
焼き板7

 

 

 

バーナー~物凄い勢いの炎が出ています。
焼き板10

 

 

 

杉板表面は炭化して丸焦げです。
焼き板11

 

 

 

気につにきれいに表面が焼けて炭化しています。
焼き板12

 

 

 

焼き板を造る工程だったんです。
以前は外壁材としてよく用いられていましたよね。
現在は消防法等の関係も影響して需要が減ってきてるそうです。
焼き板13

 

 

工場の中は物凄く暑かったです(>_<)
今ではブラシをかけて色の変化を楽しむ
内装材としての利用も多いそうですよ。
上の画像のほかにも何種類か色が選べるようでしたので
また紹介させていただきます。

焼き杉板とは、杉板の表面をバーナーなどであぶって炭化させ
住宅の外壁や塀に使用する木製サイディングのようなものです。

※最新の焼杉板価格は、カテゴリー焼き杉板よりご確認ください。

東京都江東区新木場で焼き杉板をご確認いただけます。
焼板販売 東京の焼杉板 東京で焼板 焼杉展示 蔵の修理に焼杉板

東海木材相互市場(愛知県)で面白いもの探検(@_@)

東海木材相互市場林場の風景
東海市場全景

 

 

東海木材相互市場で開催される開設満34周年記念市の出品材です(@_@)
面白そうなものがいくつかあったので紹介します(^_^)
面白いものその①
杉大径

 

 

でかっ!(@_@)
フォークリフトが小さく見えます!
この杉の直径約2mです!!
ながさは6m位あったかと思います。

面白いものその②
栃曲がり2

 

 

この数字は長さが4.8mで丸太の直径が42cmと言うことです。
材種は栃の木になります。
全然面白くないじゃーん(T_T)
じゃんじゃじゃーん!
ぐねっ…
栃曲がり3

 

 

ぐにゃ~
栃曲がり4

 

 

ぐにょー
栃曲がり5

 

 

ぐにょぐにょー^^;
栃曲がり1

 

 

見事にひん曲がっています(+_+)

面白いものその③
栃曲がり13

 

 

栃曲がり11

 

 

 

 

これも栃の木です。
長さは2.2mで直径が39cmと言うことですよね。
こちらも…
ぐねっ
栃曲がり14

 

 

ぐね~
栃曲がり12

 

 

面白いものその④
杉曲がり1杉曲がり2

 

こちらの杉丸太は9mくらいあったと思います。
物凄い曲がり具合でした(@_@)
でかかったなぁ~

とても貴重な槙(マキ)です。

マキ1マキ②

 

 

木曽産の槙(マキ)
現在ではとても貴重な材となってまいりました。
木曽地方の原木市場にも
年に1・2度しか原木が出てこなくなっています。
年に1・2度と言うことは物凄く貴重な材となります。

関西では高野槙が有名ですが
なかなか大きな槙は採り難くなっているようです。
さて、槙の特徴ですが上の画像のように卵形をした
小さな節がたくさんくっついています。
可愛らしいとも思えるような節です。
色は桧やさわらと比べて白っぽいのが特徴です。
そして、なんと言っても独特の香りがします。
嘘かと思うかもしえませんがなんと柑橘系の香りがするのです。
スダチみたいな香りとでも言うのでしょうか。
ほんとにさっぱりした香りですよ。

時間も費用も掛かりますが
槇(マキ)フローリングをお探しの方は
お問い合わせください。

椹(サワラ)は香り・肌触り・厚み!素晴しい無垢材ですね

椹(さわら)は何と言っても香りが爽やかです。
爽やかな香りが濁って椹(さわら)になった
と言われるほど爽やかな香りがします。
表面の硬度は杉材に似て柔らかく
素足で歩いても温かく感じられます。
小さなお子さんのお部屋には
とても優しい木なのでバッチリだと思います。
既製品のフロアーなどの表面は硬くて
転んだときに衝撃が大きいかと思われます。
椹(さわら)などの柔らかい樹種は
自分を傷つけ凹まして衝撃を吸収します。
無垢フローリング材や羽目板なら
小さなお子さんが部屋内で安心して
元気に走り回れる環境も作ることができますよ!

【椹(さわら)について】
日本特産の木で、木曽・飛騨・中部山岳地帯に多く産出され
樹高は30mにも達します。
見た目は桧と見分けにくいですが、心材は桧の赤味に対し、
椹(さわら)は黄色味がかっており材としては、
アテ(木の癖)が無いのが特徴のひとつで
「サワラニン」という成分を含んでおり、
人間のストレスを解消し、
リラックスさせる効果があると言われています。
ヒノキの代用品として昔から浴槽や風呂桶、手桶など
プラスチック製品が登場するまで生活には欠かせない木でした。
軽く柔らかいのが特徴で、かつ水や湿気に強いところから、
お風呂場などの壁に貼ることも可能です。
ただし、人工林が少ないので希少性の高い樹種ともいえます。