国産材の無垢フローリングと輸入材の無垢フローリング どっちを選ぶ??

国産材の無垢フローリングと輸入材の無垢フローリング どっちを選ぶ??

国産材の無垢フローリングと輸入材の無垢フローリングのどちらを選ぶかで迷われるお施主様もたくさんいらっしゃいます。

その理由も様々ですが、よくご質問頂くのは以下の4点です。
・価格
・樹種
・硬さ(傷つきやすさ)
・環境配慮
他にもあると思うのですが、この4点について考えてみます。

・価格
誰もがこのように考えているとは言えませんが、輸入材の無垢フローリングの方が安価だと思われているお施主様の方が多いような気がします。
実際に無垢フローリング専門店木魂でも、ある条件で無垢フローリングを検索すると輸入材の無垢フローリングの方が安価です。
その代表樹種がパインフローリングです。
激安!パインフローリング!!は本当に激安なのか??」をご一読いただくと、一概に輸入材が安価だとは限らい事が分ると思います。

・樹種
これが非常にややこしい。
何故かと言いますと、日本の呼び名、海外の呼び名、学術名と同じ木でも様々な呼び名が有るからです。

よく耳にする樹種だと
タモ=アッシュ
ナラ=オーク
さくら=チェリー
クルミ=ウォールナット
カバ=バーチ
と言われています。
間違えてはいないと思うのですがこれまた少し掘り下げていくと、オークはナラではなくカシではないの?とかとか

他にも
米杉が杉でなかったりカナダツガは栂でなかったり米松も松でなかったり

樹種名に関しては、一般的な総称としてくらいに考えていた方が気が楽になるかもしれません。
たくさん樹種名を覚えようと頑張るお施主様もいらっしゃいますが全ての樹種名を覚える必要もないし自分で気に入った樹種だけ覚える事にしましょう。

・硬さについて
一般的には、広葉樹が重くて硬い、針葉樹が軽くて柔らかいと言われています。桐、朴、唐松などこれに当てはらないかもしれない樹種もあるのでざっくりです。軽くて柔らかい木という事は、スカスカしていて凹みができやすいという事です。でも、触れた時には温かいという特徴も持ち合わせています。

フローリングとして世界で多く採用されている樹種はオークだと思います。オーク材は、表面硬度が高く傷が付き難いと言われています。そういう事から、フローリングにオーク材が最適である!とは一概にいう事はできません。何故か?世界中でフローリングを使っているほとんどの人は靴を履いて生活している方だからです。しかし、日本は特別です。素足で生活しています。そうすると杉や桧やパインなど柔らかい樹種の方が軟らかく足あたりがよいとも考えられます。

軟らかいと傷や凹みが付きやすいのでは?と考えてしまいがちです。実際に、その通りだと思います。では、その傷や凹みを付ける犯人は誰でしょう?ほとんどのお施主様の答えが『子供たち』です。物を落としたり、椅子を引きずったり容易に想像ができます。たぶん、そのほとんどが子供部屋という事になるかと思います。

そんな時には、杉でも桧でも節有材のご採用を提案いたします。樹種その物の香りや温かさは節が有っても無くても変わりません。節が有る分傷や凹みは目立ちにくいので節無し材と比べると圧倒的に気楽に生活ができます。
デザインが気に入らないとなると別ですが…
それに価格が安い!
オイル塗装を施しても4,000円/㎡台からご用意があります。合板フロアーが2,500円/㎡くらいだったとしても無垢フローリングは温かみが有り、その何倍もの期間使用できます。

傷や凹みが気になるようでしたら、傷をつけないように細心の注意を払っての窮屈な生活よりも傷が付いても気楽に生活できる無垢フローリングがどれに当たるのかでご検討いただければと思います。

それぞれの木の硬さや性質については
木材性質一覧表をご参照ください。

・環境配慮
国産材の方が地球環境にとって優しい
なぜ?
木は光合成しますので大気中の二酸化炭素(CO2)を吸収して炭素(C)を木の幹に固定化し、酸素(O2)を放出します。木が腐らなかったり、燃えたりしないうちは二酸化炭素を溜め込んでいます。木をたくさん植えて、たくさん長く使って二酸化炭素を固定化しましょう。
との事ですが、
日本だけが取り組んだところで世界的に見たらどうなんだろう?と思う今日この頃です。

でも、せっかく固定化された炭素の塊りである木をたくさんの化石燃料を使って海外から持ってくるのは自然環境には優しくないなぁとは思います。その程度です。輸入自動車なんかと比べるとまだましと思うのか、輸出している日本車はどうなんだろうか?

北海道の木を東京に持ってくるにもかなりの二酸化炭素が排出されるだろうし、どこまでどうなんだか…

なるべく近隣の木を上手に使うのが最良なのかもしれません。

こちらのページでも【無垢フローリング選び方】について詳しく紹介しております。

2019年3月13日 日刊木材新聞で木魂防音無垢フローリングをご紹介いただきました

2019/3/13 日刊木材新聞

マンションリノベーションで高い関心

木魂防音無垢フローリングシリーズが好評  五感

ムクフローリングショールーム「ゆらぎ」、ムクフローリング専門サイト「木魂」を運営する五感(東京都、前田英樹社長)が開発、販売を行う木魂防音無垢フローリングが、近年のマンションリノベーション需要の増加もあり、利用が高まっている。

木魂防音無垢フローリングには、ムクと挽き板直張りフローリングの2種類の製品が開発されている。

木魂防音無垢フローリングは、マンション防音規定 LL45対応。厚さ26㍉(ムクフローリング15+ 防音材11㍉)の直張りムクフローリング。今までマンションにムクフローリングを採用する際には、防音マットを敷いたり二重床構造にしたりするなど、防音下地の施工だけでもかなりの金額的負担と工期が掛かっていたが、同フローリングは防音マットや二重床が必要なく、通常の直張りフロアと同様に、 コンクリートスラブの上にボンドで圧着していくだけの施工で済む。

これに対し、床暖房への対応を求める声に応えたのが挽き板直張りフローリング。同製品は、フローリング表面に厚さ2㍉の挽き板に、針葉樹合板を台板、収音材を付け、12㍉厚で完成された。表面ムク板が2㍉あるため、傷が付いても合板が見えにくく、ムクフローリングに極限に近づけた商品となっている。厚さを12㍉としたことで、リノベーションで必要とされるその他の建具との高さ合わせなどの手間が省ける。同フローリングでも床下地に防音遮音用の二重床や防音マットが不要。特殊な加工で、スラブに直張りが可能なL45の性能を担保している。床暖房に関しては、給湯温度60度±2.5度、表面温度32度±2度で低温水式床暖房直張り試験に合格している。加えて、無塗装、UVウレタン、オイル、ガラス塗装など様々な塗装要望に対応。オイル、ガラス塗装を使用すれば、のちのちのメンテナンスが必要となるものの、ムクフローリングと同様に経年変化により味わい深い木味が増す。

マンションリノベーションを意識し、第三者機関で遮音等級L45を測定したデータ書類を用意。マンションの管理組合などへのデータ提出も容易だ。

前田社長は現在の傾向について「当社のショールームが、東京にあることもあって慎重に選ぶ顧客には好評。実際にフローリングに触れて選び、自分の生活スタイルにあった配色、樹種、性能で木魂防音無垢フローリングを選んでいる。今後は内装材やデッキ材などの組みあわせも含めて提供していきたい」と語る。

シベリアンウォールナット無垢フローリング専用の框材

マンション用LL45対応木魂防音無垢フローリング (品番:LLSW-30)を
ご採用いただいた現場に同材の
シベリアンウォールナット框材をご採用いただきました。

様々な無垢フローリングに対応する
上がり框材 や L型リフォーム框をオーダーで作成しております。

シベリアンウォールナットフローリングSW-30は、
無垢フローリングショールームゆらぎで常設展示しております。

 

香川県・直島町にて剣道場床工事が完了しました

香川県の直島町にて剣道場床工事が完了いたしました。
企業さまの武道館で床全面を剣道場床として施工いたしました。
かなり大きな武道館で弓道場も併設されていました。
全面杉無垢材を使用しており、足捌きし易く緩衝性にも富んだ床です。

剣道場床建築工房では、専門の職人※にて日本全国で剣道場床が施工可能です。
剣道場床のプレゼン等が必要な場合はお申し付けください。

※剣道場無垢床材施工には国家資格である技能検定制度の一種で
内装仕上げ技能士(1級)の職人が施工致します。
内装仕上げ技能士とは、施工に関する技能を一定の基準で検定し、
国家として証明する国家検定制度による国家資格です。