”剣道公式試合に対応した強度のあるフローリング材” 言い回しがお上手です

『同施設は、25年に青森県で開催予定の国民体育大会の剣道競技場として内定していることから、床材には剣道公式試合に対応した強度のあるフローリング材を使用する考えも示した。』

どのようなフローリング材を指しているのか気になります。
ちなみに全日本剣道連盟HPの剣道試合・審判規則には試合場は以下の様な記載が有ります。

剣道試合・審判規則
[試合場]
第2条
試合場の基準は次のとおりとし、床は板張りを原則とする。


試合場は、境界線を含み一辺を9メートルないし11メートルの、正方形また長方形とする。


試合場の中心は×印とし、開始線は、中心より均等の位置(距離)に左右1本ずつ表示する。各線の長さおよび開始線間の距離は細則で定める

各線の長さおよび開始線間の距離は細則で定める。

以上、全日本剣道連盟のHPより抜粋

記事内の「剣道公式試合に対応した強度あるフローリング材」と言っても剣道の試合ルールには床材の素材も等級も強度も無くただただ”板張り”ということです。

細かいことですが「剣道公式試合に対応した」と言う記載には少し抵抗を感じました。剣道試合・審判規則では床は板張りとしているだけなのに私には「剣道場公式試合用のフローリング材」が存在するかの様にも思えました。
上手な言い回しと言えばとても上手な言い回しなのでこれは勉強になりました。

どうして剣道場の床には強度が必要なのか?

本当に強度が高いフローリングが必要なのか?

そもそもフローリング材の強度が問題では無く
床構造がの方が重要な問題ではないでしょうか?

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