木の手ざわり(感触)

木の手ざわり(感触) 熱をつたえる性質
木材は金属やプラスチックなどの材料と比べると、さわったときに温かく感じます。
これは、木材が手の熱をうばいにくいためです。
木材は、あなが開いていてすき間だらけ。
そのためほかの材料と比べて熱を伝えにくいという性質があります。
たとえばナベ。
ナベやヤカンは熱を伝えやすい金属でできています。
だから直ぐに熱くなるし、すぐに冷めます。
廻りを見渡すと焼印のコテなんかもそうですね。

コテ
ほかにも、自動車のハンドルやサイドブレーキ、
電車のブレーキレバー何かもそうですね。
けっこう身近なところにあるものです。
その他にも冬の床など…
コンクリートの床や金属の手すりは、冷たくてさわれない。
木材の床や手すりはさわっても熱をうばわれず、冬でもあまり冷たく感じません。
机やてすりなど、人に手にふれる場所に木材が多く使われるのはそのためです。
木材の中でも、軽い木はあたたかく、重たいほど冷たく感じます。
これは重い木のほうがぎゅっとしっかりつまっているので
熱を伝えやすい為です。

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