剣道場床専用オイルを塗布する前にオイル塗装の下地を作っていきます。ここで最適な粗さで研磨しなければオイルの乗りが悪くなり仕上がりも悪くなりがちです。一般的な体育館塗装の下地とはかなり違いがるので要注意です。
またまた清掃です。これもとっても大切な作業です。塗装にホコリが入るとボコボコな床面になります。
清掃後、塗装開始です。剣道場床の端っこは手塗りで剣道場床専用オイルを丁寧に塗っていきます。
約600平米に剣道場床専用オイルを塗っては拭き取り、塗っては拭き取りしていきます。
少しずつしか前に進みませんがぼちぼち塗布していきます。これでも作業性は抜群に良い方ですし、乾燥後は剣道場床表面に造膜しません。造膜型は、塗った直後はウレタン塗装に少し近い様な状況になりますが、剣道場に使用すると塗膜が剥がれ最適な剣道場床とはいきません。オイル塗装も色々ある様で、含浸型だと思ったら表面に造膜して剥がれる物もある様です。下の画像も集成材にオイル塗装を施されたものです。はじめのうちは膜があって良かった様ですが次第に剥がれていったそうです。
オイルを高精製して含浸力を高め、なるべく長いあいだ床表面にオイルを留めるよりも溶剤を多少使用して表面に造膜した方が技術的にも価格的にも簡単に安く作れます。
しかし、使っていくうちにおかしいことに気が付きます。
何故か剥がれるはずのないオイル塗装が剥がれるので不思議に思われる方もいらっしゃいます。中途半端な膜が有ると言う事は、再塗装の際にはまた研磨が必要になります。剥がれる塗装の上にいくら塗装を塗り重ねても下地が剥がれるので剥がれます。次回のメンテナンスの時のことも考えて剣道場床に塗布するオイルは検討するべきです。剣道場床表面(集成材)からしっかりと含浸して留まり、最適な剣道場床状況をなるべく長く保持するのが剣道場床専用オイルの役割です。
ぜひ、剣道場にオイルを塗布する場合は他社製品とも比較検討していただければと思います。
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