ひねくれもの

ひねくれものです。
見た目はかなりひねくれていますけど、かなり良い仕事をします。
こいつの名前は『手違い鎹(カスガイ)・手違い釘』と言います。
手違い釘3
コイツがひねくれているにも深い訳があります。
そうです深いわけがあってひねくれているのです。
こんな感じで木材の連結に使用されていました。
本実加工やビス止めなど、電動工具が発達するまでは主流の連結方式でした。
手違い釘1
剣道場の床の連結にも良く使われていました。
京都武徳殿、野間道場、春風館道場、秩父明信館など名だたる道場に使われてきました。
もちろんその時代の釘は鍛造でもっと太くてしっかりした物が使われていました。
ひねくれていますが仕上がりの美しさとしては今でも一級品と言えるのではないでしょうか。
本実(凹凸)は使いませんしダボ穴もあきません。
手違い釘2
現在は、ビスを使用することが多いですが、
この工法で施工されている道場はぜひリフォーム時にも
これと同じ工法で再施工していただきたいものです。

kodama_234x60_120625_ani_v1

FaceBook 剣道場新築床工事の様子はこちら

無垢フローリング専門店 [木魂] 25年間で5,000件以上の実績を持つ木材コンシェルジュが世界各地の原木から厳選した無垢フローリングをご提供いたします。
東京都・新木場無垢フローリング専門店

全500種類の無垢フローリング
商品データ集をダウンロード(click!)

無垢フローリング施工例一覧

無垢フローリング施工例

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)