剣道場における足裏の怪我について
当たり前と思っていることが、実は当たり前じゃない事もあったりします。剣道の稽古をすると足裏にはマメ(水ぶくれ)ができて当然だと思っている人多くありませんか?その原因は、自身の足さばきの悪さにあるのでは?とか考えたりしていませんか?
実は足裏のマメのほとんどが火傷によるものです。どうして足裏なんかに火傷ができたりするのでしょうか?
足裏に火傷を起こしやすい稽古場所といえば『体育館』です。体育館はそもそもトレーニングシューズを履いてスポーツを行う場所です。クッション性もトレーニングシューズ履きを想定していますし、体育館には、トレーニングシューズが滑らないようにウレタン塗装という滑り止めが表面に施されています。新しい体育館はよく「キュキュッ!」と音がして足が滑りませんね。
そんな滑り止めの塗装が施された場所で「剣道の足は摺り足が基本です!」なんてことを指導している事があったりします。滑り止めの上で摺り足をするのだから足は滑らないで当然ですよね。稽古するほうもつらいです。そしたらウレタン塗装を無くせばいいのでは?と単純に考えますがココは体育館です。『剣道場』ではないのです。剣道場でも管理が楽チンそうと言うことやウレタン塗装を施さない無塗装は汚れが気になる木肌のまま(無垢)では棘などの怪我が心配などという理由でウレタン塗装を施す剣道場や武道館も多く見られます。
その理由のほとんどがプレーヤーではなく管理者の立場からの考えです。足裏の火傷は自身の責任で、棘などは管理者の責任になりそうだから
ウレタン塗装を施すと言う事になるのでしょうか。まぁその考え方もよくわかりますが、プレーヤーの無知にも問題があるのかも知れません。
プレーヤーの立場に立った道場を作ると怪我が減って強くなるし、道場も活性化すると思うのですが、剣道の経験が無い人が設計・施工・管理を
するのだから仕方が無いことなのかも知れません。誰のための道場なのか?プレイヤー?それとも天下り先の管理部?どうしてそうなるのか?もう少しじっくり考えてもらえればと思います。
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