小手→面  小手→胴  小手→床って連続技かい?

あまり大きな声で言うことでは無いと思うので、
小さく書かせていただきます。
私が剣道の稽古に行っても稽古はサボりっぱなしで、
皆さんの足元ばかりが気になる始末です。
商売柄でしょうかね、
どうも剣道場の床の扱いについて気になってしょうがい。
剣道場は、そこで稽古するほとんどの剣士が自分の持ち物では無いはずです。
館長さんであっても
道場が自分の持ち物であることは非常に稀ではないでしょうか。
さてさて剣道の稽古途中にたまに見かける風景があります。
必死で相手に向かって構える様は、
日常生活ではなかなか味わうことのできない
真剣な時間であり剣道の醍醐味の一つでしょう。
中には、熱くなりすぎて本来の姿からかけ離れていく方も見受けられます。
メーン!
コテメーン!!
コテッ!! バーーーン!  なんでか床を叩く(-_-;)
どうだ!という態度を見せてまた構える。
剣道している方なら1度は見たことがあると思います。
竹刀は元来日本刀を模造したもので
剣先を傷める事になるので床についてはいけない。
と教わることが多いのですが、個人の竹刀の先皮が傷もうがどうじようが
相手に怪我させない程度なら私はあまり気にならない。
それよりも、たくさんの方が稽古に使う道場の床の方が気になって仕方がない。
木を床材に使っている道場は、
どこともある程度のこだわりを持たれているところが多いので
それなりに手入れされていることが多くみられます。
特に自腹で建築されたような個人道場は、ほぼ毎日磨き上げられ
素晴らしい色艶に保たれていることが多いのです。
自腹で道場を建てた館長さんは、
夢を現実にされたとおっしゃる方が多いのです。
夢の舞台で稽古させていただいているということです。
しかし、床をバーーン!と竹刀で叩くことにより
表面が多少なりとも剥がれて木の中の浅い色が見えたりします。
バーーンと叩いた人が補修することもなく、
道場の管理者も補修の仕方が分らないから悩んでしまいます。
床が凹んじゃうとそこからササクレが起きたりする事も考えられます。
住宅でも同じことですが、
床材同士の隙間や反りよりも危険な場合もあります。
自分の防具や竹刀に愛情を注がれる方はたくさん居られます。
それ位に道場にも愛情を注ぎ込んでいただければ嬉しいですね。
本当は、ほとんどの方が借り物の道場での稽古ですから
自分の竹刀や防具以上に大切に使わないといけないように思います。
道場を使わせてもらえなければ、
自慢の竹刀や防具も使えないわけです。
さぁ皆さん今日から自分が通う道場の床を見てみましょう。
竹刀で削られたような後はありませんか?
そんな傷の対処方法は理解されていますか?
一番の道場点検は雑巾掛けです。
なるべくモップではなく、
しかっかり床自体を目視できる雑巾掛けは一石二鳥です。
自分でしっかりと愛情を注ぎ込めたと思える道場で
しっかり稽古することにしましょう(^^)
少しは気分も立会いも違ってくるかもしれません。

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